冬瓜に含まれる栄養素や糖質量は?
こんにちは!ノルン鍼灸院
管理栄養士,登録販売者のななむらです!
みなさん、冬瓜を知っていますか?
冬瓜にはビタミンCやカリウムをはじめとする
ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
冬瓜に含まれるこれらの栄養素を
効率よく摂取するには
どのように調理すればよいか、
気になりますよね。
今回は、冬瓜に含まれる
栄養素や糖質量、調理方法のコツ
について説明していきたいと思います!
▼冬瓜のカロリーや糖質量▼
冬瓜1個(2450g)あたりのカロリーと糖質
エネルギー量(カロリー):392kcal
糖質量:61.25g
冬瓜100gあたりのカロリーと糖質
エネルギー量(カロリー):15 kcal
糖質量:2.5g
低カロリー・低糖質な野菜として知られている
きゅうりは、
100gあたりのカロリーが13 kcalで糖質量が2.0 g、
白菜も
100gあたりのカロリーが13 kcalで糖質量が2.0 gと、
これらに負けず劣らず冬瓜も
低カロリー・低糖質であることが分かりますね。
▼冬瓜の栄養や働き▼
冬瓜の90%以上は水分です。
栄養素ではビタミンCや葉酸、
カリウムなどが多く含まれています。
ビタミンC:
コラーゲンの生成や、抗酸化作用により
皮膚や粘膜を正常に保つ作用が期待できます。
ビタミンCは同じウリ科のキュウリ
(生:14mg/100g中)と比較すると、
冬瓜(生:39mg/100g中 ゆで:27mg/100g)は、
調理による損失を考えても
約2倍のビタミンCが含まれています!
葉酸:
赤血球を作る際に必要な栄養素で、
造血作用があり貧血予防に役立ちます。
カリウム:
体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出し、
血圧を調整する作用があります。
また、塩分の摂り過ぎによる顔や足のむくみも
予防してくれます。
▼冬瓜の栄養を効率的にとる方法▼
冬瓜に含まれるビタミンCや葉酸は
水溶性ビタミンです。
また、カリウムも水溶性のミネラルです。
そのため、ビタミンCや葉酸、カリウムは
熱に弱く水に溶けだしやすい性質があります。
これらの栄養素を無駄なく摂取するためには、
煮汁ごといただける
汁物や煮物などの調理方法がおすすめです!
また、食材を切ってから洗ってしまうと
栄養素が流れ出してしまうので、切らずに洗って
長時間水にさらさないようにしましょう。
▼まとめ▼
冬瓜には、
皮膚や粘膜の働きを助けるビタミンCや、
貧血予防に役立つ葉酸、余分な塩分を排出し
血圧を調整するカリウムなど、
身体にうれしいさまざまな栄養素が
含まれています。
また、低カロリー・低糖質であるため
ダイエット中の方でも安心して食べられるのも
うれしいポイントですね!
ビタミンCや葉酸、カリウムは
水に溶けだしやすい性質があるので、
汁物や煮物にするなど溶け出した栄養素を
無駄なく摂れる調理方法を選ぶようにしましょう!
ダイエットプログラムのご相談や
管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
芸能人や日本代表のアスリートを
鍼灸・栄養指導の両方から
サポートし続けています。
参考文献:
改訂6版 臨床栄養ディクショナリー
女子栄養大学出版 食品成分表2021