「食べれない」と言われたクッキー
すっかりご無沙汰しておりました。
しばらくバタバタ過ごしていましたが、
やっと！やっと！一段落して(嬉)、
心の余裕が生まれ
書こうと思える気分になったので
お菓子日記再開。
noteで絵や文章を描いている
kotsu kotsuさんが描く
リスさん達のクッキーを作りました。
私はこのリスさん達のファンですが、
kotsu kotsuさんの描く絵の
ファンでもあります。
会社の後輩でもあるkotsu kotsuさん。
これまで一緒に仕事をする中で
お菓子、果物、パン、子供、雪だるま、
動物、手などなど
たくさんの絵を描いてもらいました。
なにを描いてもらっても彼女の描く絵は
物の表情に、愛嬌というか、可愛げがあり、
描いた絵への愛着が伝わってくる。
特にパンをほおばる子供の顔を
描いてもらった時は
母性がほとんど無い私ですら
「この子ほしい〜♡」ってなったくらい。
リスさん達も同様で
「リスさん、まとめてポッケに入れて
家に連れ帰りたい！！」ってなった。
そんなリスさん達をクッキーで
作ることになったきっかけは
「オリジナルクッキー型を作る！」
という話からだったかな？
これまた会社の後輩ちゃんが
香港土産で買ってきてくれた
アイシングクッキーのレシピ本の中に
オリジナルクッキー型の作り方を
紹介しているページがあり、
面白そうと思い、kotsu kotsuさんに話したら
ko「リスさんも作れるのか？」
私「下絵があれば」
次の日渡された下絵・・・(早！)
もともとは鉛筆描きで渡された下絵を
マジックで縁どり、
クッキー型にしやすいアウトラインに。
幅25㎜ 長さ200㎜ 厚さ0.3㎜ のアルミ板を
このアウトラインに沿わせながら
ペンチ、割り箸、マドラー、カッターなどを
駆使すること４時間
クッキー型完成！
なんて言うのかな？
この作業は、小さい頃に
泥遊びや雪だるまを作る時に
それ専用の道具があるわけじゃないんだけど、
「これを使ったらいいんじゃないか？」とか
「棒を削って刺してみたらやりやすい！」など
どうしたら目指す物が仕上がるのかを考えて
道具すら自作するみたいな感覚を思い出して
すごく楽しい☆
型が出来たので、あとはいつもどおり
型抜きクッキーを作るだけ。
とは、今回はならない！！！
だって、kotsu kotsuさんのリスさんの魅力を
ちゃんと表現したい！って、なるから。
目、手、管理人さんのエプロンの表現は
どうしようかな？
アイシングがいいのか、
クッキーだけで表現した方が可愛いのかな？
自分のデザインを作るときですら、
わりと決め決めでやりたい性格なので、
とりあえずやってみよ。とか、
やりながら考えよ〜っていう感じにならない。
ノリやライヴ感とか身につけたいなぁー
なので、今回は感覚的に・・・
全部クッキーで表現。
（ほんとは、自分のアイシングの技術にも
不安があるからなんだけど…）
管理人さんのエプロンと目はココア生地。
木の葉は抹茶生地。
手や足は爪楊枝で描き、
リスさん色になるまで焼き上げて完成！
リスさんたちと木の葉♡
型を抜いて天板に乗せる時に
クッキーの形が少し歪んだりして、それを直そうとする時に、
どんな曲線に整えたら良いのかがわかる！
ってなり、びっくり。
いままでkotsu kotsuさんの絵を
たくさん見てきたせいなのかな？？
kotsu kotsuさんからも、
ひとつひとつのリスさんの顔の違いが
自分が絵でリスさんをひとつひとつ描く時に
出る手グセに似てる！
と言われて、不思議〜。
耳の形も顔の曲線も微妙に違うリスさん達。
今度は手のひらサイズのマッチョ※クッキーを作ってみたい。
※kotsu kotsuさんのリスさんの中の一人
誰かとコラボして物作りをするということが
苦手な私ですが、誰かの描いた絵を
お菓子でどう表現するかを考えるのは
楽しかったー♡
こんな感じのことならまたやってみたいな。
例えば、絵画とコラボ、刺繍とコラボ、
ヘアスタイルとコラボ(？)、
お花とコラボとか。
思いつきの行動が苦手ですが
今年は考え過ぎず、
ひらめいた事をやりながら
いろんな方向へ行ってみたいと思う。
そうだ！タイトルにしている
「食べれない」と言われたクッキーというのは
クッキーを渡した時のkotsu kotsuさんの言葉。
ko「食べれない〜」
ちょっと考え込んで
ko「やっぱ、食べれない〜〜」(エンドレス)
そうだったね、
kotsu kotsuさんは描いた絵に愛着ある人だった・・・