プレイを断念した名作ゲームその①「FF10」
最初に
ここに挙げるゲームはあくまで「私個人に合わなかった」だけで、世間的に名作であることに一切疑いの余地がない作品であること。
今後ここに挙がってる作品でプレイしようか考えている人は、くれぐれも私の評価する部分は一切気にしないでほしい。
FINAL FANTASY Ⅹとは
もはや言わずとしれたFFシリーズの名作である。美麗なグラフィックにムービー。良質なシナリオとBGM、奥深い戦闘システムと、非の打ち所がない完璧な作品だ。
しかし、私にとってはネットゲームである11と14を除いて唯一クリアできなかった作品である。
なぜクリア出来なかったのか、その理由を以下に書き記した。
ティーダがとにかくちゃらい。声の演技が下手。モノローグがきつい。
これらがどうしても受け付けなかった…もちろんゲームを進めれば好感と好漢のダブルパンチで優秀な主人公なのは知っているのだが、プレイ始めという大事な部分において、この部分をどうしても気になってしまい、プレイ意欲が大きく削がれてしまった。
FF9のジタンもちゃらかったものの、声がついていなかったのでそこまで嫌悪感はなかった。掴みの音楽がどれも好みじゃない
名曲に名高い「ザナルカンドにて」は、曲としては素晴らしいのは理解できるのだが、あまりに辛気臭い&悲しすぎるため冒頭の部分で聞くとどうもテンションが下がってしまった。また、序盤で流れて、(ジェクトがラスボスとすれば)ラストバトルにも使われている「Otherworld」も演出や歌詞の意味を理解すると、トップレベルで人気の高い曲なのは知っている。
…でもデスボイスがどうしても無理。私の中ではFFワースト曲を争うくらい好きじゃない。
そして一番聞くことが多いであろう通常戦闘曲の「ノーマルバトル」。これは人気があるのかないのかあまり耳ににしないが、私にとって、FFの戦闘曲で最も脱力ものといっていいくらい燃えない曲。しかしこれはあの植松伸夫氏の作曲という…。ワッカが気持ち悪い
変な髪型でティーダに負けず劣らずの変な格好(ブリッツボール選手だからだろうが)。いきなり距離が近い武器が変
ワッカのボール?とルールーの人形。人形を置いてヨチヨチ歩かせてダメージ!はすげえ間抜け。ATBでないバトルシステム
当時の私はFFといえば忙しなく展開するバトル!というものが当たり前だったため、FF10のCTBはとにかく受け付けなかった。
コマンドバトルといえば当時はドラクエとかだったし、FFにそのようなバトルシステムは求めてなかったからだ。
その後、よく似たシステムである軌跡シリーズにはまってしまったことで、尚更こちらのシステムをやる意味がなくなってしまった。
当時は斬新でも今となっては2000年のシステムだし…。
プレイ時間
多分30分程度しかやっていなかったと思う。今は昔、ネット喫茶のPS2やってみたのだが、上記の理由で速攻で返却し、すぐにTOD2を借り直した。
たかが30分程度で辞めるなんて勿体ない!ろくにやってない癖にレビューすんな!等色々な意見があると思う。
しかし、たった30分で上記の理由が一気に来たということは、それだけFF10が凄いゲームということだ。
普通、30分プレイしただけなら、まだゲームの触りしかわからないので、手探りであれこれプレイする段階だ。
ところが、FF10は30分で今までのFFになかった要素をこれでもかと盛り込んでいる。
それらは、私にとってはダメだったとしても、大多数のプレイヤーからすればいい意味で衝撃的だったに違いない。
FFブランドというものにあぐらをかかず、常に挑戦的な作品を出し続けたFFでなければできない芸当なのだ。
ただ、今まで私にとって大丈夫だった要素が、FF10は許容できなかっただけのことだ。そういう人間も存在する。
最後にもう一度言っておくが、FF10は世間では間違いない名作ゲームである。
ただ、私という人間にとっては駄作だっただけの話だ。
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