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ここまでできるのか1998年!ー北西狐ギンガマン10話感想

靖子脚本辻野監督。opいつのまにかギンガイオーと銀星獣たちのかっこいいカットになってる!この笛のメロディ好き。風の戦士は代々笛の名手。受け継がれてるのね。ミハルはあの子かな。リョウマ、おせっかいなのはそうだけど仲間思いなのも伝わってきていいなあ。ここ特にサヤがうるさいって言ってるのギンガットの能力で聴覚が敏感だったりするんだろうか。楽器演奏してるヤートットウケる、かわいい。爆音で起こそうとか作戦どんどん雑になってません?ほんとに復活します?

笛の音でかき消していくの、いい演出だあ。メロディ自体に力があったのか。ハヤテとシェリンダの素面戦闘かっこよすぎる。このハヤテの明らかに過去に何かあった感たまらんな。ここにきてあのときの石化した中にギンガマンたちの大切な人がもちろんいましたよをやってくるの胸が痛む...。故郷も恋人も喪って戦いに臨んでるんだなと改めて。私たちの結婚式で吹いてみない?ハヤテに吹いてほしいんだ、その笛で。フラグが立ちまくってるじゃないですか...

結局今回の魔人の能力は騒音を出すというよりその辺の音を増幅させることなのかな?見覚えのある場所来た、このロケ地どこだっけ。色んな竹試しながら旋律奏でてる絵面ちょっと面白い。そりゃこうなるんだけど。シェリンダ物騒だよ~。とっさにハヤテをかばいに飛び出すリョウマ。お前ほんとそういうとこ。すっごい水落ち!!!ここまでできるのか1998年!

敵怪人の騒音に耳をふさぎながら転がり苦しむヒーローの図、まさに戦隊って感じだ。初めてダイタニクス復活の効果が現れたのが騒音なのなんか草。エネルギー不足とかじゃなかったんかい。笛を吹かなきゃだけど笛の音でシェリンダに気づかれちゃうから吹けない、構図としていいジレンマ。ピンチがわかりやすいというか。囮になって時間を稼ぐって言うリョウマにリョウマの身を案じるとかじゃなくまずはその作戦の非合理性を指摘するのハヤテらしくて好き。眉のひそめ方がやっぱり少しアヤセに似てるな~。ゴウキが絶対的にハヤテの笛が聞こえてくるのを信頼してるの戦士の絆って感じでいいね。最初から旧知の仲のこの戦隊パターンならでは。

今日ギンガの森へ行けって言ってくれたの、嬉しかった。こういう男にこういうこと言わせますよね靖子にゃんは。好き。俺もそう思うのあとの屈託のない笑顔、頑固だったりその笑顔だったりがミハルは好きだったんじゃないかなあとか。風波鳴動!ギンガマンの四字熟語はどれもかっこよすぎて厨二心をくすぐられるね。風属性が音も含んでるのって珍しいんだろうか、あんまり詳しくないからわからないけど。分けられてるパターンもあるよな。シェリンダの笛の音シュールで笑った。

敵幹部が変身前を変身後で呼ぶの大好き侍。首と腕をひねる蜂須賀さん、ヒカルまんまだ。シェリンダとギンガグリーンの一騎打ちかっこいい、これから何度か因縁の対決をするんだろうか。楽しみ。機刃の逆鱗強すぎるな、5人揃うとなかなかバルバン的にはきつそう。ギンガイオーはかっこよくて大満足なんだけど戦闘が短くワンパターンなのがちょっと気になってきた。星獣たちが駆けつけてちょっと攻撃して銀星獣になって合体してちょっと押されるけどそこまで苦戦せず流星弾で締めの流れ。様式美・勝ちパターンといえばそうなんだけどこんなもんだっけ。この時代の戦隊タイムくらいしか見てないけどそういう意味ではタイムはフォーメーションの違いを筆頭に結構巨大戦闘のバリエーションが豊富だった気がする。シェリンダ、そこまでハヤテに執着する?そしてダイタニクスはほんとに騒音で目覚めかけたんかい。笛のメロディで2人とも何も言わずつづくはいいラストだ。

ハヤテの顔とポジションがアヤセに似ててそういえば明日への脱出も10話だったなと思い出す。レッドと一時的に隔離される構図も似てる。単純に靖子にゃんがこういう重いものを背負った男を描くのが上手いんだろうね。まあ声とか性格とか差別化はできてるしアヤセほど推しキャラには私の中でなってないけどそれでも靖子にゃんのこういう男は無条件で好きになっちゃう。あとはなんといってもインパクト抜群だった水落ち。あそこまで落差のある派手なものを見せられるとは。戦隊の歴史の中でも屈指のものでは?すごいね1998年、今じゃあれは撮れないかもしれない。


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