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高所から現れるヒーローはなんてかっこいいんだろうー爆上戦隊ブンブンジャー5話感想

まずはブンブラックお披露目、本当に素晴らしかった…。この時点でブンブンのアクションが外さないことなんてわかりきってはいたんだけどその上で期待以上のものをお出ししてくるの感服。ストーリーも文句なしに最高。人は気づいて変わる変われるっていうことに真摯に向き合ってて、「変身」自体に話の盛り上がりが来てるのが本当に好き。表面のかっこよさではなく、自分の信念を持ってあきらめず戦い続けるのが真のかっこいいヒーローだというヒーローの精神性のお話、錠のようなひたすらまっすぐな素直な実直なキャラクターにこんなのド正面からやられたらたまったもんじゃありません。参った。泥臭いヒーローかっこよすぎる。咆哮と爆発、震えました。

ブンブラック伊藤茂騎さん!昨年は主役クワガタオージャーを演じ切ってくださったシゲさんが今回は警察官に!昨年のスーツには胸アーマーがついてたこともあり今年のシンプルなスーツでよりシゲさんのマッシブさが際立ちます。敬礼が似合うのなんの...。5話のシゲさんブンブラックは素直さ真面目さからくる錠の愛される人柄が存分に出てたと思う。「オーライ」の相槌のときに背筋を伸ばして答える感じとかが特にそうなんだけど細かい一動作一動作警察官らしい仕草を随所に入れてきてそれでいてお堅いやつのようには見えず少しかわいさ、愛嬌もあるのがシゲさんと錠役の齋藤さんのすごさ。あとはやっぱりブンブラックの力強いアクションも昨年とはまた違ったシゲさんのかっこよさを味わえた。クールが多いチームだったのでブンレッドとかブンブルーとかスマートにスタイリッシュにを結構1~4話は意識してたと思うんですが、こういうパワフルさはまたチームにはなかったピースが加わったようで新鮮(もちろんブンブラックもスタイリッシュだった上で)。あとはブンブラックのデザインなんだけど白基調だからブラックが映えるも映える。歴代でもここまでホワイトなブラックは類を見ないのでは?

以下アクションの細かい振り返り。opからのロケ名乗りだと!?!?名乗りバンクがしっかりつくってあったからこそ不意打ちだった。最高の戦隊。1話も言ったけどそのときよりもっと日が差していて、太陽の光に照らされる戦隊にちょっとした感動を覚えた。ブンブラックさんの名乗りの時のまっすぐな腕がかっこよすぎる。ブンレッド森さんとシゲさんの背中合わせ、あまりにも最強。長い背中をブン回すブンレッド身長高すぎて思わず笑っちゃう。そしてシゲさんのキック!!!!足技最強戦隊に改名したら???

2話から言ってるけどブンブルー米岡さんの低姿勢ガンアクションのかっこよさは異常。前転からの長い腕が映える銃、そして手すりを駆けネジレッタを盾にし立ち上がって撃つ一連の流れがあまりにもタイプ。一生ついていきます...。そしてこれもずっと言ってるけど坂梨さん側転美しすぎ。毎回見るたびに惚れ惚れする。

視点はブンブラックに戻り、ダイナミックな跳躍からの目にも止まらぬアックスアクション。足払うのかっこよすぎる。パワフルに敵を押していくのなんかほかの3人のキャラクターじゃ見られない錠ならではの攻撃なのもいい。そしてここ!!!この空撮!!!立体的に複数の箇所で行われている同時戦闘、ロケーションと相まってめちゃくちゃテンション上がる。私は今特撮を見ている!!!

このピタッとスーツ筋肉の盛り上がりとか動きが見れるのありがたい。欲言えばシゲさんのふくらはぎ見たかったのに隠れちゃったのだけちょっともったいなかったかも、タイヤのエフェクトもう少し小さめでもいいと思う。ここブンブラックの白いスーツにロケアクションならではの土埃の汚れがついてるのがめちゃくちゃ好き。そこで戦った証。これ特に今回のブンブラックでそう思ったんだけどもちろんロケーションもあるだろうけどこのブンブラックのデザインも理由かと。黒があるからこそ一層白が引き立って目が行く。ナパーム背景にダーツ斬り落としたカット、さすがに痺れた。切り取って美術館に展示してもらいたい。怒涛のナパーム連発で派手に必殺、ずっとシゲさんの姿勢が美しすぎた...。これが”ヒーロー”...。この爆発背景にヒーローが佇むカットってやっぱりヒーロー側がめちゃくちゃかっこよくないと成り立たないというか、ヒーロー側に「この画のかっこよさ」を預ける全幅の信頼がないと撮れないと思うんだけどシゲさんは監督がスタッフさんがそこを本当に預けられる役者さんなんだろうなと感じる。いいものを見させていただきました...。

あと変身後シーンで言うと少し戻って「そこまでだ!」からの「ハシリヤン、俺たちが相手だ!行くぞ!」で変身これだよこれ~!!!!好き好き大好き。ほんっとツボをちゃんと押さえてくれる戦隊だ...。ぶるぶる震えて挑発に乗っちゃうブンピンクかわいい。舐めるなの精神が根底にあるのがかっこいい。こういう台詞に合わせてオーバー気味にわかりやすく演技してくださるの坂梨さんGロで演じてた経験もあってほんとお手の物だなと思う。特に今年は昨年のヒメノ様より感情的でまっすぐなミラというキャラクターなのでなおさら。「プレゼントです!」のあとの爆発シーン、米岡さんが回ったのすごすぎて笑っちゃった。跳躍力。「危険を承知で選んだ道、さあ、面白くなってきた!」自分の選択にきちんと責任をもってる大也が大人としてひたすらかっこいい。その上危険を承知で選んだってどういう背景があったのか気になるセリフでもある。

細かい話なんだけどブンブンチェンジアックスもリアタイ時びっくりした。いや少しはPVとか宣材写真に映ってたけど近年玩具情報が先に解禁されていく中全然知らない玩具で変身されると結構驚く。嬉しいサプライズ。ハンドルモードへの変形とかほんとに知らないことすぎてこんな変形できんの!?ってなった。

恒例のカーチェイス、助手席も初お披露目。全部の車に助手席あったんだね、気づいてなかった。ブンブンパトカー、錠の性格とは反対にトリッキーな性能してるのが面白い。「そこの車止まりなさい」、警察出したならパトカー出したなら絶対やってほしいやつちゃんとやってくれるの愛せる。

そしてブンブンジャーロボポリス!まずなんといっても初お披露目が夜なのわかってるうううう!!!サイレンが映えるのなんの。ブンブントレーラーが白ベースだから黒のブンブンパトカーと合体するとよりパトカー感がでていいデザイン。ロボ戦もかなり尺があって気合入ってて最高でした。洋平さんの横っ飛びしながら二丁拳銃かっこよすぎて。なんでそんなに綺麗に飛べるんですか?頭部のメリケンサックみたいなギザギザ活かした頭突き、こういう玩具の特徴活かした攻撃は見てて気持ちいい。からのシゲさんの指先ふっ。叫んだ。色気よ。最後に敬礼してくれるブンブンかわいすぎる...ありがとう...。

あと今回はダーツグルマーさん、魅力的な怪人だった。スーツアクターは超ベテラン、タイムファイヤーから最新のオオクワガタオージャーまで、長年にわたって本当に様々なキャラクターを演じてくださっている今井靖彦さんということで、この魅力も納得。東映公式にも今井さんが想像以上にコメディタッチに仕上げてくださったとあります。一仕草一仕草がちょっとかわいくて不快になりすぎず逆に親しみを覚えるラインなのがすごい。あと特筆すべきは生身の錠に倉庫で襲い掛かるところ。序盤のブンブンジャー到着前とブンブラック変身前の2シーンあったけどどっちも音声も相まって結構暴力的で怖いシーンになってて演出と錠役の齋藤さんのやられや今井さんの演技の上手さを感じる。「身の程を知りなさい!」って叫びながら蹴りを何度も入れていくシーンはけっこう恐怖。このちょっとおかしいけどやっぱり「怪人」であるバランス感覚が絶妙なのよ...。あとは何よりこういう暴力のシーンを見ていつも思うけど当たり前にこういうアクションシーンで殴るほうも殴られるほうも怪我しないように安全に行ってくれている監督アクション部撮影スタッフ役者さんの皆様方のすごさ、いつもありがとうございます。

メモ書き的なシャーシロとみんなのコーナー

「ま、ただの連絡係だ、そう硬くなるな」←先輩風吹かしてるときのシャーシロが一番美味しいんだから(冗談はともかく普通に本心なんだろうな、優しい奴(好き))
「だそうだ(肩ポン)」←満更でもなさそうでかわいい、面倒見がいい。からのびっくりして思わずミラと顔合わせてるところナイスコンビすぎる。
「俺も行く、痛めつけられたお返しをしないとなあ」←根に持ってるのかわいい。

いいとこをもってく玄蕃笑った。お前も早くこっちに入れ。あとかっこいいと思ったものを素直にかっこいいと褒めてくれるミラ、ほんと好き。細武調さんはもう追加戦士でいいよ。

イターシャちゃん今週もかわいかったです...。私が市民代表してイターシャちゃんイターシャちゃんって叫びまくります...。ダーツを扱う指先まで本当に美しい。


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