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味はバターで決まります。
というキャッチコピーがあった。シチューの宣伝かバターの宣伝だったかは覚えていないが、私は大いに同意である。
バター好きである。パンにたっぷり塗るのも好きだし、
味噌ラーメンに落とすのも、デミグラスソースの隠し味にも、ステーキにつけるレモンバターも大好きだ。
誤解のないように言っておくが、マーガリンよりもバターのほうが好み、という話をしているのであって、バターのほうが優れている、という話ではない。念のため。
食パンにはもともとバターが含まれているからバターを塗ると、塩分過多になる、なんていうことを聞いたことがある。
が、しかしこんがりと焼かれた食パンにバターを塗らないなんて、
納豆に長ネギを入れないようなもので、私にはできることではない。
あのなんとも言えない焼き色をした食パンにバターを置く。するとその熱によって、じんわりとバターが溶けていき、パンに絡まっていく。
ああ、見るだけでもおいしい。バターってなんて素晴らしいのだ。
少し前に私の愛読書であるdancyuでバターの特集があった。
もう丸ごとバターに包まれたような雑誌。美容院でそれを見つけたとき、
軽く目眩を覚えた。座っているのに。
もう一度言っておく。
バターをこよなく愛している、ということが今回のnoteのテーマなので、
塩分やそれによる弊害などの話は一切なし、ということなので、ご了承をしてほしい。
まあ心配したくなるほど、バターを大胆に使っているのだ。
とにかく、高価な日本酒を舐めるようにちびちび飲む、そんな使い方を
バターにはしない。ドーンと使うのだ。
観ていたドラマの中で、「バターはフランス産じゃないとね!」というセリフがあった。フランス産…。私の中での鉄板バターは「カルピス発酵バター」。トラピスト修道院のトラピストバターもよつ葉の発酵バターも好きだが、どれも日本製。バター好き!と言っている割には、フランス産バターバージンなのだ。
フランス産バターを検索すると、まああれこれと出てくる。
そのまま販売へ促すようなものだったりして、素直においしいかどうかという点では判断ができない。なんせ高価なので、気楽に試すこともできずにいる。ここは専門家の意見を聞くことにするのが良いのだろう。私は料理研究家であり、バイク繋がりでもある友人の美女に聞いてみることにした。
彼女によると、「エシレ」が手に入りやすく、特に発酵バターがおすすめだそうだ。ひさしぶりの連絡にもかかわらず「たまちゃーん」ってすぐに返信をくれた。やっぱり仕事のできる人はなんでもすぐに対応してくれる。
というわけで「エシレ」だ。
自分へのクリスマスプレゼントはこれに決まりだな。
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