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お茶のサブスク。
お茶に興味を持ち出して、いろいろな種類のお茶を試したくなっているのですが、
販売されている茶葉は大抵の場合100グラムか、小さめで50グラムのパッケージが多く、一人で飲み切るにはまあまあ時間がかかるし、色々買っても開封して時間が経つほど香りも落ちてしまうし、悩ましいところです。
あー、誰か、1ヶ月ごとに3種類くらい、こだわりのシングルオリジンの日本茶をお試しサイズで自宅のポストに届けてくれて、
ついでに種類ごとにおすすめの淹れ方や、合わせる食事やお菓子、季節ごとの楽しみ方を提案してくれる。
そんなサービス無いかなー、無いよなー、と思っているそこのあなた。
煎茶堂東京さんの「Tokyo Tea Journal」があります。
煎茶堂東京「Tokyo Tea Journal」
毎月届くお茶と冊子の定期便、サブスクリプションのサービスです。4月から利用開始しました。
種類をたくさん取り揃えると、それが魅力な反面、選び方が分からないということにもなり易いので、こうして気軽に試せるプランは、入り口として良いですよね。
煎茶堂東京さんは生産者さんへの取材など、ホームページでも読み物が充実していて、販売店のメディアとしての発信って大切だなと勉強になります。
おくみどり霧島 鹿児島県
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・湯温75度 蒸らし1分
渋みと苦味が優しく出ます。みずみずしく、マスカットの皮の部分を彷彿とさせるような爽やかさがあって、余韻が長くもすっきりとした印象でした。
やまとみどり 奈良県
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・湯温80度 蒸らし1分
これは!これまで飲んだ品種と、ちょっと方向性の違うキャラクターで面白いです。
これまでは、優しい、ふくよか、柔らかいといった印象のものが多かったですが、これは引き締まった、くっきりした印象です。渋みの余韻がシャープな感じです。
ギターで言うと、アッシュメイプルのテレキャスターみたいです。
すみません、ギタリストにしか伝わりませんね、、、
みなみかおり 鹿児島県
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・湯温80度 蒸らし1分
海苔感のような香りが立ちます。飲むと、舌先に素速く渋みが立ち、それがすっと下の奥へ向かって伸びやかに広がります。なんか不思議な言い方ですが、味にスピード感があります。なんだろこれ。
温度が下がるにつれて、味の中心が渋みから苦味に移って、複雑な魅力を感じます。
お茶と一緒に冊子が同封されていて、その記事の中で、初鰹の刺身ととやまとみどりの組み合わせが紹介されていたのですが、実際飲んでみて、なるほどなー!と思いました。
鰹の風味には、マイルドなお茶より、シャープなやまとみどりが確かに合いそうです。美味しそう。
何種類か試してみて、やっぱり個性が強く出るのが1煎目なので、2煎目以降の感想は省略しました。
それと、だんだん自分の中で80度の湯温で抽出するのが好みとして見えてきたので、初めてのお茶を試すときにはこれを基準に比べてみようかなと思います。
な、感じです。読んでくださってありがとうございます。