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映画感想まとめ

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#映画評

映画「悪は存在しない」感想

「悪は存在しない」 非常に知的な作品だと感じるし実際そうなんだろうけど、 エモいかエモくないか、という部分で言うとさほど乗れず。 それはドライブ・マイ・カーでも思ったことなので、映画に何を求めているか、という部分でのマッチング不全ってなとこでしょう。 展開や場面や演出の「意味」「効果」ってのはある程度つかめますし、 へえー、すげえなー、と感心はするんですけどね。 ************** 以下、思いつくままに単発の感想を。 ・タバコを吸うシーンがいい。巧がただ

映画「四月になれば彼女は」感想

100点、とか5億点、とかいう映画ではなかったけれど。   70点という感じ。     レビュー前提。 佐藤健は一軍とみないこと(花束問題)。こいつはある程度見た目は整っている写真部の陰キャです。長澤まさみも見た目は整っているが、内面が圧倒的に豆腐で、ぎりぎりのところでべらべら理屈をしゃべりながらメンタルを防御しつづけて生きている陰キャ。それも大事。 このような連中の共通点は、成長過程で無条件の愛情(主に親から)にしっかり浸れてないので、自己肯定感が低く、こころの中に余裕が

映画「竜とそばかすの姫」6回観た感想・考察(7/29)

初見時点の感想はこちら ↓ ☆3周目時点での感想 ↓ 2021.7.20「竜とそばかすの姫」 あっという間に3回目に行ってきました。 あと何回かは行きそうだなこれは。。 本日は隣がいたため、あまりおおっぴらには泣きませんでしたが、それでも序盤から涙が出てきます。 toho日比谷のスクリーン1。音がめちゃめちゃいいので、全身歌にさらされ痺れました。 *** 宇多丸映画評が次回は竜とそばかすの姫みたいなので楽しみです。 なぜか今週はおやすみで、7/30になるのかな。 その頃