エホバの証人二世のトラウマ世界〜12年間の歪んだ教育⑥
この文章はある特定の組織や人物を誹謗中傷したり、傷つけたり、貶める意図は全くありません。また、信仰の自由を否定するものでもありません。個人的な感情を凝縮した文章です。古い記憶の中には、間違いや歪曲が多々あり時系列もバラバラだと思いますが、本筋には問題はないので確認作業はしません。
はじめに神は・・・・・・恐竜?
男の子としてご多分に漏れず、恐竜が大好きでした。図鑑を見て、ティラノザウルスが1番かっこいいな。トリケラトプスも捨て難い、プテラノドンもカッケーって感じでした。子供的に健全中の健全だと思います。
ある日母親に尋ねました。
僕「恐竜は本当にいたの?」
母親「・・・いなかったよ。」
僕「え!?だって化石とかあるよ。」
母親「・・・。・・・。・・・。・・・・・・・・・・・・。」
母親「・・・あれは・・・、でっかいトカゲ・・・。」
ネアンデルタール人
そうなんです。聖書には、はじめに神は天と地を創造し、なんちゃらなんちゃら、アダムとイブが楽園で、なんちゃらなんちゃら、楽園から追放された。という事が始まりなので、地球の歴史に恐竜の出る幕はありません。
その時の僕は、(いろんな意味で)とっても深い疑いがありましたが、なんとなく自分を誤魔化し、猜疑心の封じ込めに成功しました。
この一件には後日談があり、21世紀の最近になって、ローマ法王が、「教義と学術的な事は別物であると思うなー。」みたいなお話をしたとニュースになりました。やっぱり人間の考えることには辻褄が合わない、破綻があるなとそう思います。(まぁ、当たり前なんですが。)
因みにこの宗教の教義では進化論は完全否定されおり、猿から人への進化はありません。その為、ネアンデルタール人は存在しません。人間(アダム)は、神によって創造され、女(イブ)は、神によってアダムの肋骨から創られています。(?)
僕自身は恐竜はいなかったと思ったことは一度もありません。