エホバの証人二世のトラウマ世界〜12年間の歪んだ教育①
この文章はある特定の組織や人物を誹謗中傷したり、傷つけたり、貶める意図は全くありません。また、信仰の自由を否定するものでもありません。個人的な感情を凝縮した文章です。古い記憶の中には、間違いや歪曲が多々あり時系列もバラバラだと思いますが、本筋には問題はないので確認作業はしません。
自己紹介ときっかけ
僕は今アラフォーです。愛情と教養の深い奥さんと猫2匹が家族です。子供はいません。普通のサラリーマンで、一般的な所得があり、政令地方都市の客観的にみて便利なマンションに共働きで暮らす極ありふれた人間です。
だけど、自分なりに精一杯生きていて、何が大切な事かをわきまえ、他者に迷惑を掛けぬよう心掛け生きているつもりです。
そんな僕は最近ネットの中でカルト教団についての記事をいくつか読むことがあり、僕と同じような強烈で悲惨な体験をした人が真摯にその問題に向き合い前進している事を知りました。
とても強い感銘を受けた僕は、今まで自分の中で折り合いは付けつつも消化する事が出来ないでいた問題について自分なりに文章にすることを決めました。
書きたい。書かなくちゃ。と思いました。
願わくば、この文章が今現在カルト教団により苦しんでいる人のお役に立てることがあったら嬉しく思います。
さまざまな教育と子供の未来
いつも、愛してるよ。と言われ、愛情いっぱいにハグされ、キスされて育った子供がいます。
反対に、いつも、無関心に、ときに、殴られ蹴られて、お前なんか産まなければよかった。消えろ。死ね。と育てられた子供がいます。
両者が大人になった時、どのような大人になるかは、想像が容易だと思います。
個人差はあったり、反面教師ということもあると思いますが、一般的に、自己肯定感いっぱいの人間と、攻撃的な人間になる可能性が高いでしょう。それがそれぞれの家族のカタチの当たり前だからです。
それでは、次のような子供はどうでしょう。
あなたには無限の可能性と才能があって、なんでもできる。
だからやりたいことをやりなさい。
好きな事を好きなようにやりなさい。
その為の協力は惜しまない。
全力であなたをサポートします。
パパとママを信じなさい。
これらは僕が子供の時に言って欲しかった言葉を羅列しましたが、この場合、色々な経験を経て、夢は叶わずとも、社会に適応した素敵なパパとママになれるのでないかと推察します。
それは本当に幸せだと心から思います。
では、次のような子供はどうですか?
ハルマゲドンで世界は滅ぶ
この世界はとても近い将来、ハルマゲドンで滅びます。もしかすると明日かもしれません。作り話とか物語ではなくガチです。
だから、やりたい事、したい事をしている時間なんてありません。
アニメや漫画などの娯楽に興じるなんてもっての他。それは悪魔の行為、ハルマゲドンで助からない行為です。世の中の人や同級生と同じことをしてはいけません。
この世界はサタンに支配されています。聖書を読みなさい。そして、救われる為に聖書に書いてある教えと親との約束だけを守りなさい。
唯一の神だけを信じなさい。
このように言われて育った子供がどのような大人になるか想像ができますか?
そんな子供が本当にいるの。と思う方もいるかもしれませんが、この場合の子供は大人になった時、僕のようになります。
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