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ブロッコリー・シリーズ第4弾(笑)「最高のペット餌やり人」は誰だ?

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:情報がコモディティ化(誰でもAI、インターネットで情報にアクセスできる状態)した結果、素人がプロの専売特許だった「専門知識」という分野に侵入してきた。下手な専門家はピンチだ。そんな中、専門家をおびやかすあなたの能力を最終チェックする。

ブロッコリー・シリーズをもり立てて下さった読者様

ブロッコリー・シリーズ(笑)と命名くださったyahoi様、第4弾になっちゃいました。また笑っていただけるよう、がんばりますって、違うだろそれ(笑)。

さて、今日こそシリーズ最終回にしましょう。

で、今日のタイトルは「最高のペット餌やり人」は誰か、です。

前回までのお話のまとめをしますと

「専門家、特に医者を信じるバカいるかよ。

政治的にも組織的にも縛られているしがないサラリーマンに過ぎず、言ってることやってることは、患者のあなたの病気を治すことじゃなくて、自分の保身と出世のため。

医者じゃなくて、自分を信じるんじゃー、ファイヤー!」

って、最初と最後に猪木と大仁田が入ってしまいましたけど(笑)

https://x.gd/H2MuE

ゆうすけさん、ウケてくれるかな。

で、「自分を信じろ」という結論になったわけですが、もともとのシチュエーションに戻ると、「金魚にブロッコリー」でした。

しかし、ここにとんでもない論客が乱入してきたのです。

それはyahoiさんの妹さんでプードルにブロッコリーをあげて、ガンで余命カウントダウンのワンちゃんを救ったのです。

そして、もうひとりの言論強者が今日、登場です。

御丹珍(おんたんちん)さんです。

彼がくれたコメントはこれです。

栄養と味の両面からも、鶏むね肉とブロッコリーの焼きびたしがお薦めです。

御丹珍

決着をつけよう

専門家はダメですよ。

昨日も言ったけど、専門バカだし、真面目過ぎて融通が利かないし、組織に日和るし、テレビに出たいがために自民党にベッタリして自分の意見を変えるし、出世したいがために「お客ファースト」なんて知らないふりをするし・・。

だからそんなことに縛られてない、あなたが最強だ、という結論を出したわけです。

そこで、じゃあ「どのあなたが最強なのか」を決めましょう。

便宜上、「あなた」はこれまでの「ブロッコリー・シリーズ」登場人物にしますね。

ニューヨーク・タイムズ、yahoiさんの妹、そして御丹珍さんです。

結論を言います。

優勝:御丹珍 同率一位yahoiさんの妹、3位ニューヨーク・タイムズ、です。

理由はこうです。

このレースは「ブロッコリー度」ナンバーワン決定戦、と言ってもいいでしょう。

ブロッコリー度とは、適切なペットの食事をあげる能力、であり、勝ったのはニューヨーク・タイムズをさしおいて、読者のお二人だった、というわけなのです。

ニューヨーク・タイムズのブロッコリー度

ニューヨーク・タイムズの主張は、「人間の価値基準をペットの食事にあてはめるな。それはペットのニーズを無視していることになる。(Putting a "human value lens" on food can distort the needs of animals)

ということです。

ただ、ニューヨーク・タイムズは、専門家が持たない鋭い視点を持っているんです。

それは一流ジャーナリズムならではの、現代における「変化」をつかんでいることです。

それは、コロナ以降、人間とペットの距離がますます近くなり、人間がペットに寄せる愛情も深くなり、ついには人間のほうが「まだこの子にできることをしてないのじゃないか」という、強迫観念に取り憑かれるようになった事態です。

その証拠がペットの飼い主が、競うようにして高価で栄養価の高いペットフードを購入し始めたという事実です。

ニューヨーク・タイムズはPet Insightというペット専門のリサーチ会社の「2026年にはペットフード市場は179億ドル(約2兆7,849億)に達する」との分析を載せています。

もうひとつは、プロフェッショナルよりもネットの見解を重んじる、昨今の人々の傾向です。

しかし、同紙はその変化も客観的に、時に批判的に見ています。

「巷にあふれるペット愛好家のSNSは、間違いだらけだ。

例えば生肉をペットにあげるのは危険だ。

生肉は抗生物質が効かなくなるバクテリアを持ってるし、人間の手作りのペット食は基礎的な栄養素がたりない。

ベジタリアンがペットにも野菜食を与えるのを見るが、例えば動物性蛋白が必要な猫には向かない。」

前掲ニューヨーク・タイムズWeekly

しかし、ニューヨーク・タイムズは自分の目で観察をしてないし、動物の体と人間のそれを同一視しているようなところが、「浅い」と断じてやります。

yahoiさんの妹のブロッコリー度

ガンで余命宣告されたワンちゃん。

yahoiさんの妹さんがすごいところは、「執念」です。

獣医の無慈悲な言葉などには振り向きもせず、ただひたすらワンちゃんの寿命を伸ばそうという必死な思いが、お犬にブロッコリーと相成ったわけです。

ここでもう一つ指摘しなくてはならないのは、「愛情」です。

ご飯に愛情がプラスされると、科学を超えた奇跡が起こります、ってほんとか(笑)

御丹珍さんのブロッコリー度

ブロッコリーの健康パワーは動物にも効くはずという、ブロッコリーの普遍性を活かしつつ、胸肉という動物性蛋白をあげています。

おそらくワンちゃんを想定してのことですが、野菜+動物性蛋白というコンビネーションを四つ足獣の普遍的な栄養学として、高らかに宣言した、というところでしょうか。

もちろん、人間の体のメカニズムと動物のそれは違いますが、人間と四つ足獣は似てるのではないかと直感しました。

そうなんです、御丹珍さんの考えってなんかわからないけれど、正しいような気がして優勝としました。

「えっ?結局おまえの判断もあやふやじゃねえか、オレならニューヨーク・タイムズが優勝で、次点は専門家だな、やはり最新知識は説得力あるし、専門家の知見はバカにならないよ。」

読者の皆さんを代弁しましたよ

これで一応、ブロッコリー・シリーズを終わります。

最後に言いたいのは、yahoi妹さま、御丹珍さま、そしてその背後にいらっしゃる同調者の読者の皆様こそ、プロフェッショナル受難の時代=現代における真理を読める新人類、ということです。

yahoiさま、御丹珍さま、ニューヨーク・タイムズさま、ありがとうございました。

あ、あとトマト農家をされている癒やしのゆうすけさんから、ブロッコリーに関して次のような貴重な情報がございます。

勝手に共有させていただきます。

野呂 一郎

清和大学教授

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