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ウクライナを追い込んだのは誰だ?マスコミ、トランプ、それともバイデン?

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:ウクライナを追い込んだのは誰だ?バイデン、トランプ論争はもうどっちでもいい、というすきま風が吹いている。なぜならばどちらも、世界を動かすリーダーシップなど持ってないからだ。民衆は白けている。それより大事なのは、高校生のキミが世界を動かすリーダーになることだ。

もうやめたほうがいい

これは5月20日に報じられた、ロシアによるウクライナのボブチャンスク爆撃の写真です。

https://qr1.jp/TN8X2n

もう、ウクライナ、ダメじゃないか。

様々な不利なデータが、このことを物語っています。

例えばこの6ヶ月、ウクライナは600マイル(960キロ)にも及ぶ前線が弱体化し、武器の量の差は10対1にまで追い込まれています。

誰がこの状況をもたらしたのか。

主犯は誰かを巡って、アメリカでは論争があります。

1.共和党主犯説


もちろん、この6ヶ月、与党民主党のウクライナ支援法案を通さなかったことによるものです。

このウクライナへの米国の支援問題は、結局はウクライナに武器をあげるんじゃなくて、その分のお金を貸すという条件で折り合いがつきました。

しかし、この6ヶ月の無支援が、ウクライナを徹底的に不利な状況に追い込んだことは明らかです。

2.バイデン主犯説

メディアはこの問題を論ずる時に、しばしばディザリング(dithering文字通りの意味はためらうこと)ということばをよく使います。

共和党のディザリングというと、共和党が法案通過をためらって、邪魔をしたという意味です。

しかし、バイデンのディザリングという声もあります。

つまり、バイデンのリーダーシップがダメすぎて、結果的にウクライナに武器を6ヶ月も供給できなかった、という意味です。

この場合のディザリングは、リーダーとして無能すぎて、「問題解決を結果的にためらう」ことになった、ことを指します。

3.マスコミ主犯説

今更メディアの影響力がすごいだなんて言うつもりもありませんが、この説は、政治家よりもマスコミのほうが圧倒的な影響力がある、という主張でもあります。

決定的な証拠があります。

マスコミはここ1年間、ハマスvsイスラエルばっかりを取り上げて、ウクライナの戦況をほとんど報じていません

世界はウクライナを忘れ、ロシアの猛威にさらされ続けるウクライナの窮状は全く顧みられなくなりました。

世界のマスメディアに隠然たる影響を持つユダヤ人の国、イスラエルに忖度をしていることは間違いないでしょう。

しかし理由はどうあれ、マスコミのウクライナへの無視こそが、決定的な不利をもたらしたことは火を見るより明らかです。

影でうごめくのは陰謀か

最近のThe Wall Street Journal記事が大きな反響を呼んでいます。

それは5月24日付けの電子版のThe Media and the Quickest Way to End a War(メディアと戦争終結の最も迅速な方法)というタイトルの記事で、要するに、俺流にいうとこういう主張です。

「もうこれ以上は耐えられないというところまで来たら、敗北宣言をしないバカいるかよ!」ってことです。

また、登場!https://qr1.jp/nkxDHO

実際にウクライナは、客観的に「もう耐えられない所まで来ている」んです。

なんで、急に共和党が他国の軍事支援を条件付きながら、この4月に突然認めたんでしょう。

それは、「ディザリング戦略、つまり支援をためらう作戦で6ヶ月稼いだぞ。ほら、ウクライナは虫の息だ。これからどんなに支援をしたって、ウクライナの死に体は変わらねえ。バイデンがまだうるさいなら、華を持たしてやれ!」

ということなのです。(ほんとか?)

もっと奇怪な意見は、マスコミの人種偏見という説です。

ロシアとウクライナは所詮白人vs白人の戦い、遠くで見てるしかない。

でも、ハマス対イスラエルは、非白人vs白人の戦い。

これは絶対に白人に勝たせるしかない、社をあげて、ウクライナ報道からイスラエル報道に舵を切れ。

いや、これは推測の域を出ませんよ。

でも、世界のマスコミの超マジョリティは、白人であることは間違いありません。

世界をダメにしてるのはバイデン

僕は、バイデンこそ、世界をダメにしている主犯だと思いますね。

ロシアがやすやすと勝つことで、ヨーロッパはすくみ上がり軍需を拡大、アメリカだってそうするでしょう。日本だって軍備が拡張され、予算がそれ以外に回らなくなり、国民生活は圧迫され、インフレもひどくなる。

世界のために、早くウクライナ支援をすべきだったのに、しなかったバイデン

https://qr1.jp/JsfInO

国内の反対派すら説き伏せられないんですよ、世界の運命がかかっている重大事なのに。

今までだって、リーダーシップなんて発揮したことは、なかったんです。

アメリカのリーダーシップのなさは、日本を含めたあらゆる国の大きなリスクになるのです。

困ったなあ、11月の大統領選、いままでトランプの悪口ばかり言ってきたけれど、バイデンだって負けず劣らずで、「不作為の作為」で訴えたくなってきた。

いやあわてるな、俺には選挙権がないから。

野呂 一郎
清和大学教授









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