就職内定の最強兵器としてのスクラップ
インターネット情報では差がつかない
高校生の皆さん、元気ですかー!
さて、今日はスクラップについてお話したいと思う。
スクラップぅ?新聞をハサミで切り抜いて、スクラップブックに貼るの?
そんなのインターネットにあらゆる情報があるから、いらないでしょ。
そういうんだね。
そもそも新聞をとらないから、紙がない?
雑誌も買わないから、紙の資料はないから、スクラップやらないでいいでしょ。
スクラップで本能を満たせ
いや、あえて言う。紙もスクラップも、人間の本能なのだ。
あえて言うよ。デジタルだけの生活は、キミの可能性を小さくする。
アナログなんていう言葉は使いたくないな。
紙の感触はキミの本能の深い部分にタッチする。なぜならば、有史以来人間は木と共生してきたからだ。紙は木の変化身だ。
それに触り、親しむことで野生が、本能が蘇る。
紙を触れば、それをハサミで切りたくならないか。なるよね(強引に)。これがスクラップだ。だからスクラップとは自然な人間の本能だ。
それをノートにスクラップブックに貼ると面白いと思わないか。
ハサミで何かを切って、そしてそれにのりを付け貼る。この手作業は非常に原始的なものだが、この一連の動作は明らかに脳に刺激を与える。
スクラップは、まず、この体が脳が喜ぶ動作をすることで、快感を得るということなんだよ。やってみないか。
スクラップは作家活動の第一歩
キミは何かを書くことになる。
「そんなことに関心はない」。
キミはそう言うだろう。
でも、必ず何か書くことになる。
それはこのnoteかもしれない。商業出版かも知れない。結果としてなにかの賞をとるかもしれない。
でもそのためには、自分だけの情報を溜め込まないとダメなんだ。
それは、本じゃない、ネットにも出ていない。
新聞、本、雑誌にしか出ていない。
なにかキミが興味のある分野があったら、それに関係する情報を切り取って、コピーして貼っておくといい。
これはキミの行動のエンジンになる。
行動力ってよくいうけれど、行動もまずは情報がないと話にならない。インターネットでとる情報はオリジナリティがなさすぎる。誰もが取れるからだ。そんな情報は価値がない。
自分で常日頃アンテナを張って、その都度新聞に、雑誌に、本に偶然現れた関連情報を集めておく。自分だけのデータベースだ。
自分だけのオリジナル情報から、オリジナルな行動が生まれる。そこで他人と差がつく。
就職必勝はスクラップに尽きる
よく就職を成功させるにはどうしたらいいですか、と聞かれる。その時、必ず僕はこう答える。「スクラップをしろ」。
例えば自動車ディーラーに就職したいとする。日経と日経産業新聞取って、ディーラー関連記事を1年間スクラップする。就職面接の前日、そのスクラップを見返せば100%内定は取れるだろう。
なぜならば、情報は愛だからだ。
その情報をスクラップするためには、その情報が好きじゃなければならない、つまりその情報に愛がなければならない。そして愛こそが人を動かす最大のものだ。
企業がほしいのは、キミの志望企業に対する誰にも負けない愛だ。
キミはその愛の証明として、スクラップブックを作った。
面接に持っていくのもいいね。でも内容はやはり覚えていかないと。
どうだろう、これ以上くだくだ言うとかえって興ざめなんでやめるけれど。
誰も、今、やらない。
スクラップを。
インターネットに頼っている奴らは、人と同じアウトプットしかできない。
今日も最後まで読んでくれて、ありがとう。
じゃあ、また明日会おう。
野呂一郎
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