他人に期待しない。
こんにちは、のろっこです。
他人に期待しないというのは、中々難しいことです。
なぜなら、自分一人の力で問題を解決しなければならないからです。
逆説的に言うと、問題解決能力の高い人は、他人に期待していない場合が多いように思えます(当社比)。
他人に期待するかしないかは個人の勝手です。
しかし、他人に期待し、期待を裏切られた時、多くの人は他人に責任を転嫁します。
期待するのは勝手ですが、責任と混合するのは好ましくないです。
「期待した俺が馬鹿だった」という皮肉な言葉がありますが、言葉通りあなたが馬鹿だと私は思います。
より正確には、「期待という妄信的な考えしか持っていなかったあなたにも大いに非がある」と言うべきでしょうか。
何度もしつこいですが、期待するのは個人の勝手です。
その期待ついでに、期待が裏切られた場合、期待通りになるための要因を考えてみてはいかがでしょうか。
物事は常に分岐していきます。
その枝分かれしていく様をどこまで想定できるか、それがその人の力量と言えるでしょう。
期待しかしていない状態というのは、枝一本しか見えていないのです。
その先にはいくつもの分岐した枝があり、枯れ葉があり、果実があります。
「他人に期待しない」というのは、「まず自分で考える」ということでもあり、枯れ葉や果実を見分けることでもあります。
こういった見方をすると、予想外の結果になった時、「そういう結果もあったのか、予想が甘かった」という建設的な態度を取ることが出来ます。
他人に期待をしないで、物事の分岐をぼんやりと眺め、問題を予測していけば、それは自分の身を守ることにも繋がります。
「期待を裏切られた」と嘆いている人は、このような考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。
では、本日も他人に期待をせず良い一日を。
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