子宮体がん⑥〜子宮を温存する〜
出産後、初めての子宮体がん定期検査に行ってきました〜。子宮頸がん、子宮体がん、細胞診、血液(癌マーカー)の検査と触診&エコーでの確認。子宮体がんになると腹膜がんのリスクもグッと上がるらしい。。。検査結果はまた後日ですが、触診とエコーで見た限りは膜は薄いし、卵巣の腫れや腹水も無いので問題なさそうとのこと。検査結果で何もありませんように!
出産すると再発率が90数%→50%まで下がるとのこと。妊娠中は病気が再発しないし、妊娠・出産ってなんて神秘的で不思議なんだ!ただ主治医いわく、出産後2〜3ヶ月で体がんが再発した人もいるとの事。そのため他の病院では子供を産んだら子宮全摘がマストらしい。私の主治医は「再発してから治療するか全摘するか考える人もいるし、2人・3人子供が欲しいなら定期検査して妊娠・出産を頑張るでも良いし、そのままずっと残しておくでも良いし。」と子宮温存の道を示してくれた。私は今の段階ではもちろん全摘をしない道を選んだ。
子宮体がんや異形内膜増殖症で子宮全摘を行う病院は多く(とゆうか、こっちが主流。)、子宮温存治療しても1人産んだら子宮全摘の道がほとんど。私も最初に行った病院では子宮全摘を勧められ(この病院では全摘しか選択肢が無かった)、自分自身も癌が転移するのは怖いから全摘しようかなと考えていました。でも今の主治医に出会えて病気を治すだけでなく子供も産めました!本当に感謝しかありません!!
また、最近は子宮系の病気を患う人はどんどん増えてきているらしい。少子化を止めるために高度不妊治療費を保険適用にするという事が話題になってるが、子宮系の病気をした人が全摘の道しか選べないという事も少子化に繋がってる一要因でもあるのかなぁと思ったり。少子化云々はおいといても、子宮体がんや異形内膜増殖症を患った人で子供を望む人が、子供を産む事を目指せる治療方法がもっと全国に広まって欲しいと切実に思いました。
最後になりますが、子宮体がんになった方は定期検査なら必ず行きましょう!子宮体がんになった人は完治しても、体がんの再発や腹膜がん、体がん再発後に他の部位へのがん転移などのリスクが非常に高いです。コロナで病院は控えたい!という気持ちや、何年間もずーっと定期検査しなきゃいけなくて面倒臭いという気持ちはあると思いますが、上記のリスクがあるので定期検査は必ず行って自分の体を大切にしましょう♪
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