長時間労働低賃金
今日、用があって行っていた東京から地元に帰ってきました。
帰りは最寄駅からバスに乗って、山奥深くの自分の家に向かうのですが、乗っていたそのバスの運転手さんがある話をしてくれたので、ここにメモがわりに書きますね。
運転手さんは、今日初めてこのルートを走る、だからどこにバス停があるかわからない、と話し始めました。
道のり2時間ほどの中で何箇所もあるバス停、そりゃ初めてじゃ分からないよなと思いながら聞いてました。
運転手さんは、実はこの仕事を始めて1年ほどだとのこと。
前は商品の棚卸し会社や配送会社に勤めていたから、道は何となくわかるそうでした。
それでも薄給だからと転職した先が、このバス会社。
人手不足だから大変有難られたそうです。
それでも、やっぱり長時間の運転と、人手不足による休みの少なさで、体が悲鳴をあげると言っていました。
車体に傷をつけるのもしょうがないくらい、疲れる仕事だと。
今日もこの後(夕方5時ぐらいでした)、9時まで運転して、帰るのはなんだかんだで10時近くなる。でも明日も早いから大変だと言ってました。
降りる時に「いつもお疲れ様です」と言うと、ありがとう、また使ってくださいと言われました。
帰ってからネットニュースを見てたら、トラックと京急の衝突事故。
トラック運転手の年齢、67歳。
そうテロップに映し出された時、何となく今日聞いた運転手さんの話を思い出しました。
皆んなが何とか無理をしてやっと成り立っている社会なんだ
そう思いました。
貴重な現場職の方の声をこうやって知れて良かったです。
そして、これを読んだ方もこの話を覚えていて欲しいです。
身近な便利は、誰かの無理の上に成り立ってるかも知れません。
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