地方の子どもたちが今から見るべき場所は東京じゃなくて海外だって声を大にして言いたい【後編】
私は実際、地方都市育ちの中途半端な田舎者だった。だから初めて自分が選んだ赴任地に足を踏み入れた時、めちゃめちゃびっくりしたことが沢山あった。
朝5時、昼12時、午後5時になる時報のチャイム。
誰かが亡くなると町内放送で知らされるシステム。
ちょっとした川なのに水質良すぎて天然鮎が獲れる。
半径1キロ圏内に誰もいない。
でも誰も知らない人がいない。
確かに東京にあるような施設や、イベントや、モノは一つもない。けど、そこには人が昔から必要としてたものが最低限残されてて、それ