見出し画像

あなたの云う、莫迦者が夜を過ごしています こんな夜を。  詩のこころを読む


茨木のり子 著

時々、聴きたくなる声の人がある。
今は便利な世の中で、それを聴こうと思えば、そう望めば、手が届く時代である。
ありがたいことだ。
いろんなツールを使って。人々は。

行間を読むという事はすなわち、明確な正解はそこにはなく、
基本的に読む側の自由である。
異国の空気を感じたり、何かしらのヒントを得たり、地上から少し浮いた場所で夢見ることも出来るだろう。

おいしい水があれば、人はそこにいきたい。
自分は行きたい。
少なくとも自分は。
そこで罪を犯すだろうか?
いつものように?
謀らずとも。

まっとうに生きたいと願ってみても
何の因果か、そいつが出来ない。
だから私は豆乳を飲む。
生まれ変われるような気がして。
なんだか赦される可能性に導かれるかのようで。

夢だね。

あしたも 生きていて よいですか。
なあんて神棚に向かってつぶやいてみる。
架空の神棚だけれども。
平気、あしたはおやすみの前の日。
きっとうまくいくに違いないから。
どうか何も考えないで。
考えたらおわり。
それはあとで、いいから。

1202330

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?