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本1
こんばんわ。
中村明 著「五感にひびく日本語」を読みました。
言葉の海に溺れました。
海はとてもカラフルでした。
この海に溺れることは、とても心地よかったです。
言葉についての、あるいは五感についての、それらは説明だったのですが、それと同時に、ありとあらゆる書籍にかんする案内書でした。
小説やエッセーなど、おびただしい数の作品がこれでもか、というほど次から次へと引用されていて、その数にのけぞっちまう程。
著者のそれらの案内の仕方も工夫が施されていて、読んでいて飽きるという事がなかった。
テーマはもちろん、五感にひびく日本語を集めて、それらを検証してゆく、もしくは感心してゆく、という事なのですが、あれこれ手をかえ品をかえ、といった感じで解説されており、さぞかしこの人の実際の授業は、面白いものであろうなあ、と思わずにはいられません。