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できないと思ったら、できない。反対に、やれると思ったことは、やれるんです。

大谷翔平の登場により、
野手と投手の“二刀流”の元祖として
再び注目されることになった
ベーブ・ルースが、
ある神父から言われた言葉だ
(先日の『yes!〜明日への便り〜』)。

学校には行かずに、近所の不良仲間と
遊んでいたベーブ・ルースは、
ついに父によって
孤児や罪を犯した不良少年が入る
全寮制の矯正学校に、
7歳で放り込まれてしまう。

勉強ができず、
細かな作業も苦手だった彼は、
同級生にからかわれ、
ここでも喧嘩に明け暮れる日々だった。

そんななか、運動場で野球をしていた
ベーブ・ルースに、
矯正学校の教師であった
マティアス神父が尋ねた。

「打ったボールが、
ホームランになる場合と、
うまく飛ばない場合、
何が違うか、わかりますか?」

ベーブ・ルースが
「分からない」と答えると、
マティアス神父は、
そこで冒頭の言葉を言ったのだ。

つまり、
「バットを振るとき、
ホームランになると
信じているか、どうか」
なのだと。

仕事でも、

素直に
「うまくいきそう」と
最初に思えたときには、
うまくいく、

そんな気がする。

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