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自分の人生やで、思いっきりいかなあかんで。

一度完治した癌が、5年経って再発した病床の父を残して、
大阪から東京に帰る女性が
「ほんまは寂しいよね? 
東京に私がいるのは、
ほんまは寂しいよね?」
と訊ねたとき
お父さまから返ってきた返事です(今週の『街録』)。

お父さまはこのとき、
「最初の給料の3倍になったら帰ってきてもええけどな」
とも言ったそうです。
しかし、ネイル商品の開発を行う彼女のことを
「あいつのデザインのセンスは天才だ!」と語っていたという
お父さまは、
東京で頑張る娘を評価してもいたのでした。

「親バカですね」と照れていた、いま30歳になる彼女ですが、
              ●
“自分の人生”は、父母に応援される人生でもありますね。

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