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「昨日できた事は今日もできる」と信じて。

と書いたあと

「自分を甘やかさず生涯現役で」

と記してリクエストを送った
日立市の90歳女性
(先日の『にっぽん縦断 こころ旅』18年放送分アーカイブ)。        

                                  *

この方は小学生時代、
両親の離婚、再婚に翻弄されて悩み、
神奈川県小田原市の跨線橋から
飛び込もうとしたとき、
線路に止まる食堂車を見て、
「食堂車に乗ってから死のう」と
思い止まったという。

「昨日できた事は今日もできる」

この冒頭の言葉は、
一度、死を願ったあと、約80年の月日を過ごしてなお老境にいる
いまのこの方が、明日をまた生きていくために抱いている思いだ。


このリクエストを紹介したあと、

「今日できた事は明日もできる」

と返した
火野正平さん、お見事。              

                       *

肉体と脳の衰えは、気づかぬうちに忍び寄る。
「昨日できた事は今日もできる」から
「今日できた事は明日もできる」と信じて
日々、努力を重ねるしかない。

1日最低45分の徒歩(ジョギングですらない)と、
できるところまで
(と書きつつ1分20秒くらい)やる
ヨガの「イスのポーズ」、
腹筋を100回。
そして、
まだ現役を続ける広告文の作成、
ひとまずこれらを続けることを肝に銘じ、

あとは家事で走り回る。





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