秋田に移住して3年が経ちました!妻との夢が実現へ!
こんにちは、ノリです。
秋田に移住してから3年間が経ちました。
毎日がジェットコースターのようであっという間でした。
3年目の取り組み
リモートワーク100%を実現
秋田に移住する前からの取引先との仕事に限り、リモートワークに置き換えることができるようになりました。
コロナ前は毎週どこかの新幹線に乗車していました。今ではオンラインでどこでも会議を行うことができます。
数年前では考えられなかった変化です。
サイクリストとの交流が増えた
移住後まもなくロードバイク・クロスバイクなどのスポーツバイク(自転車)の駐輪スタンドを設置してから、サイクリストのご来店が増えました。
これからもサイクリストさん達との交流を楽しみたいと思います。
妻との夢の共同事業が実現!
昨年の2周年の時にも書きましたが、妻との共同事業がいよいよ形になりました。宿泊施設をオープンすることができました。
その名も「NORICHIE」(ノリチエ)。
このブログはノリチエと書いていますが、二人のコンビ名をそのまま名付けました。
宿泊施設のお話は次の段落にて。
Farm To Table NORICHIEがオープン!
Farm To Tableとは
新しい宿泊施設の名称は「Farm To Table NORICHIE」と言います。
Farm To Tableは直訳すると農場から食卓まで。生産者から消費者までダイレクトに届けられることを示します。自家農園や地元で採れた食材を使った食事を提供するという意味を込めています。
新鮮であることは当然のことで、さらには地産地消や食育にも広がる考え方です。
妻の実家が農業を営んでおり、経営しているガーデンカフェ&デリカテッセンKimotoでも自家農園や地元の食材を使った料理を提供しています。
その強みを活かした宿泊施設ということで、「Farm To Table」は相応しいと感じるようになりました。
構想10年、そして妻の夢に合流
スナックちえこ
私が妻と出会う前から、妻は友達を呼んでよく自宅で女子会を開催しておりました。女子会といっても、一般的にはランチやアフタヌーンティ、ワインパーティ等をイメージされるかもしれませんが、妻主催の女子会では日本酒とおつまみで深夜まで語り合っていたそうです。
妻が主催する女子会は『スナックちえこ』と呼ばれるようになりました。
参加者は皆長年妻と付き合いのある女性たち。仲良しを超えて戦友といったところでしょうか。
私が妻と一緒に住むようになってからは、男子禁制が解除されました。夫婦やカップルであれば男性も一緒に楽しむことができるようになりました。
私も参加した時は、えーっと・・・お昼のワイドショーより内容が濃すぎて「何も言えねえ」ってのが率直な感想でした。
妻は日本酒が大好きで常に我が家では日本酒の一升瓶が10本近くありました。利き酒大会さながらに盛り上がることもありました。
ある日、妻にこう切り出されました。
「ゲストハウスを作ってスナックちえこを公式開催したい。」
面白そうだな、と直感で思いました。
妻の高いコミュ力を全国、いや海外の人にも楽しんでもらいたいと思いました。
妻は我が家の総理で理想を広げていく。
自分は妻の想いをカタチにしていく。
「二人でやればホスピタリティの高い宿泊施設ができる!」
ちょうどバランスが取れていました。
また、独立してからBtoBの仕事ばかりだった私にとって、宿泊施設のようなBtoCは久々で、とてもやり甲斐があると感じていました。
妻の夢に合流し、一昨年の8月のお盆直後から話し合いが始まり、本プロジェクトが動き始たのは、2022年12月でした。
お店の裏の畑を宅地に農地転用
ゲストハウスを建てる場所は、お店の真後ろの畑に決定しました。飲食店が隣にあることで、食事提供の強みやこれまでの集客を生かすことができます。
畑の農地転用の手続きは予想以上に時間がかかりました。
9月から畑を埋め立て始めてから、基礎工事を経て12月にようやく本格的な建築が始りました。
真冬に家って建つの?
雪国秋田で12月から本格的な建築が始まるですが、雪の時期に建てられるのかどうか、少し不安に思っていました。ところが、例年よりも雪が少なかったことで工事は進み、無事に3月末に完成しました。
メンテナンスや家具の準備で追われた4月
施設は完成しましたが、ちょっとした修正箇所はあり、4月に入ってからも微調整は続きました。
また、家具を揃えにも奔走しました。ネット通販も利用して毎日何かが届く日々でした。
今でも少しずつですが、アップデートが続いています。
NORICHIEのロゴが完成した5月
宿泊施設のロゴも完成しました。
過去に妻のお店のロゴも作ってくれた人でスナックちえこの常連さん、ということもあって、とてもスムーズに進みました。
企画会議の夜は、心ゆくまで盃を酌み交わしたことは言うまでもありません。
旅館業の営業許可証を申請
GW前後から営業許可証申請の準備を開始しました。
私達の宿泊施設は自家農園を活かしたいこともあり、農家民宿のカテゴリーで登録しました。プロジェクト開始後は一般的な民泊も検討しましたが、営業日数が少ないという点が大きなデメリットだと感じました。
農家民宿であれば営業日数に制限はなく、自家農園での体験も生かすことができます。
そして、いよいよ5月下旬に宿泊施設として営業許可が降りました。
5月からモニター宿泊を実施
5月から私たちが無事に宿泊業をこなせるかどうかの練習期間として、モニター宿泊を開始しました。
お客様はこれまで妻が長年お世話になった方々ばかり。
1週間連続でこなした時もありました。
当時は大変でしたが、このモニター宿泊があったおかげで、今無事に宿泊業をやれる自信が持てました。モニターの皆様には感謝しかありません。いただいた数々の改善案も少しずつ反映することができています。
令和6年6月6日にグランドオープン
「覚えやすい日にオープンしたいね!」
と常日頃から夫婦で話し合っていました。
令和6年6月6日が近くタイミングも良かったのでこの日にしました。
田園風景に癒され、満天の星空に感動し、刻々と表情を変える日の出と夕陽に心を奪われ、雪景色に包まれる…そんな特別な体験を、ぜひ秋田で。
オープン当時のプレスリリース
人生の拠点ができた感覚
宿泊施設を開業できたことで、秋田に人生の拠点ができた感覚が生まれました。今はワクワクしかありません。
引き続き、秋田での4年目を引き続き楽しみたいと思います。