
藤森建築 その3
藤森照信さんプロデュースによるぐうたら村の研修棟、その名もぐうたラボ。
コロナ禍の影響でワークショップでの作業が出来ず、しばらく休止状態。
それでも現場工事の方はなんとか進めて、屋根まで完了。
梅雨に間に合って一安心。
屋根の左隅にある、棟またぎの煙突が特徴的。
勝手口の屋根を受ける柱は、一本の栗の丸太。妖怪漫画の一本傘のようでとてもユニーク。さすが藤森先生、普通こうはなりません。
デッキに設置した栗の皮付き丸たも生きている。
屋根が完成して、日本中が梅雨入りした或る日、藤森さんが現場に様子を見に来てくれた。
その翌日の夕方、突然雨があがり日が差した。
そして見事な夕焼けが。
様々な、見えない力に後押しされているこの建物(活動)。
いつになるかわからない完成が楽しみすぎる。