No.1 キャバ嬢とのおもひで
基本的に夜のお店やちょっといかがわしいお店などでこちらがお客さんとして出会った女の子たちの言葉を僕は信じていない。
いや実はどこかで信じていたのかもしれないし信じたかったのかもしれない。
こんなこと言うと昭和の親父はみんなイケメンだったのか?と思われてしまいそうだが僕もあえて言わせてもらうが当時はそこそこイケメンで顔が時代にマッチしたのかまぁモテた。自分でいうのもなんだがホントにモテたw
今はというと、まったくと言っていいほどモテない。
ちょっと先に弁解させてもらうが「時代にマッチした顔」「高身長」「小金持ち」「(当時の)今どき」などなどが程よくミックスしていたからだと思う。
で冒頭のお客さんとして出会った女の子たちの言葉を信じない、との理由だが僕は20代前半に新宿西口にあった老舗キャバクラのNo.1嬢と4年半同棲してたのだ。そして彼女の生活を目の当たりに見てきた僕は同棲を終えるころには人間不信に陥るくらいの衝撃を受けたものである。
今でこそおねぇさんがついてくれる飲み屋などでは静かに飲むが当時は僕もイケイケでモテモテだったのでちょいちょい飲み屋のおねぇさんといい事があった。
彼氏と彼女の関係に発展するわけではないのだが(付き合うという面倒さをあえて受け入れなかった)彼女たちの営業後に外で飲むいわゆるアフターってのに行くとだいたいそのあとはチョメチョメができて美味しい目に遭えた。
話を元に戻そう。4年半同棲した彼女を仮にA子とする。
出会いは当時ナンパのメッカであった渋谷で先輩と僕が声をかけたことから始まる。たまたま信号待ちしていた僕らの前の車に乗っていた子たちをナンパしたのである。
でその時は連絡先だけ交換してバイバイした。
それからしばらく…1~2年くらい経ってからだろうか、ふと連絡してみたところ地方都市に住んでいるA子が東京に出てくるという。
なんでも自営を始めたのだがパンクしてしまって借金返済のため上京しキャバ嬢をやるというのだ。
ならば東京在住の僕が力になるよ~という事で再会しその流れから、内容は割愛するがしばらくたって付き合うようになった。
でキャバクラで働きだしの頃は、東京に住む同郷のお友達の家に居候をさせて頂いていたA子。
いずれ彼女はそのお友達の家を出なければならない。なので1人で住んでもコスパが悪いということで、いずれは僕と同棲しようという話になっていた。
彼女がキャバクラで働きだして1~2か月経ったころだろうか、彼女も多少のまとまったお金が出来たという事で部屋を探すことになり僕の地元の実家から車で15分くらいのところにそこそこ広い部屋を2人で借りた。
当然働き始めの彼女にそんなにまとまったお金はないので冷蔵庫やらテレビやら洗濯機までは買うお金に余裕は無い。
僕も働いてはいたが遊びにクルマに趣味にと貯金がない。
で部屋だけは借りていて寝るだけなら過ごせるのだが生活するのは少し不便だった。
そんなある日ピンポーンと!
ん?特に親しい友達にもここの部屋の存在はまだ教えてないはずでこの場所は知らないはずだけど誰だ?
玄関に出ると宅配業者が立っていた。
洗濯機の配送でーす!
え?うちにはまだそんなの買う余裕はないはずでは?
○○さまからのご依頼でーす!
???○○さま?誰?
彼女「はーいっ」「ごくろうさまー」って
よくよく聞いてみたらキャバクラのお客様が買ってくれたと。
それから続々といろんな品が届く、届く。
しまいには胡蝶蘭まで届く有様www なぜお店の開店祝いでもないのに胡蝶蘭だったのだろうwwww
そんな感じで一気に生活必需品が揃ったのです。
住所はお客様にバレない様に気を使い当然彼氏と住む愛の巣だとは言ってない模様。
20代が同棲で使うようなものではないハイスペックな製品ばかりいただき当時はホント申し訳なく思いながらも大変助かりました(-_-;)
快適な同棲生活が始まるわけですが僕のいるすぐ横で同伴の予定組の電話をしていたり、朝僕が出勤で家を出るとちょうどお客様にタクシーで送られてきてたり、時には仲間のキャバ嬢が複数人ウチに泊まりに来てあの客がどーたら、この客がどーたらとあまり聞きたくない内容を聞くととてもじゃないが僕はお金を使って鼻の下を伸ばしておねぇさんのいるお店には行く気にはなりませんでしたww
それまでいい目に遭えていたのは単にラッキーなだけだったんだろうな、と。
A子は枕営業は絶対にできる子ではないし、してないと僕自身も胸を張って言える根は真面目な子でした。お色気でお客様に媚を売るようなキャラでもなかったし、どちらかというと3枚目で人間性でお客様を楽しませるタイプだったと思う。もともと美容系出身だから美人ではあったと思うけど…
ただ4年半同棲してみて彼女であるA子やその友達たちの言動や金銭感覚にはちょっとついていけないと感じることも多かったですね。
キャバ嬢によっては引っ越し費用を○○さんに負担しておいてもらいながら△△さんからも引っ越し費用が大変で~と双方から同額を負担してもらったり、生誕祭(お誕生日ね)には同じプレゼントをねだり、複数のお客様からいただき1個だけ残し、あとは買い取り業者に売り、現金に変えたり、まぁすさまじかったですねwww
バブルはすでに崩壊していた時代でしたが日本人ってホントお金持ち多いなーと感じていましたねw
そんな彼女とも最終的には別居になり、お別れし、彼女はお店のボーイさんと結婚し、子供をもうけたとその後、風の噂で聞きました。
今回は何が言いたかったのかというと、キャバクラやクラブもいいですが純粋にお酒を飲みながら女の子とお話し、1日を気持ちよくリセットできる方や、1人で飲むなら誰かを相手に~って軽く楽しめる方にはいい場所だと思いますw
僕も色々な都合でそのようなところに行く事もありますが純粋にお酒を楽しみ(僕は今、お酒を飲まないのでウーロン茶)適度に遊んで帰ってきます。
スケベ心がないので嬢も僕に対して安心してるようで後日ウチのお店に来てお金をおとしてくれたり、一緒にゴルフなども行くようなお友達のような関係性です。
お酒もキャバ嬢もほどほどが1番ってお話でしたwww
今回もつらつらと好き勝手書かせていただきました。
もしかしたら読んだ文章を不快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが昭和の自称イケメンおやじが何か言ってるな、と生暖かく見守って「スキ」ボタン押してくれると喜びます(^^)
では、またね!
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