最好映画。 146 「ミラーズ・クロッシング」 1990年。
必ず奇跡のショットがある、コーエン兄弟映画。冒頭、森の中、タイトルショット。帽子が転がって行くだけ。タイトルが入るところまでワンカット。すごい映像です。フレームを外さず飛んでいく帽子は夢の一部なんですが、これが後で効いてきます。撮影はバリー・ソネンフェルド。「ブラッドシンプル」「赤ちゃん泥棒」初期コーエン兄弟作品には欠かせない人でしたが、「メン・イン・ブラック」で監督になって以降は撮影監督もやっていないようで残念。。重すぎず、軽すぎず、重厚な物語が淡々と進む、森のシーンが印象