マガジンのカバー画像

最好映画

229
最も好きな映画を書いてみます。
運営しているクリエイター

#1995年

最好映画。 156 「ダイ・ハード3」 1995年。

ジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演。これこれ、これが観たかった!と言う欲をかなりの分量で満たしてくれる、続編映画。「ダイ・ハード2」が前作と同じ閉ざされた空間で、おなじみのキャラクターが活躍して、と言う展開だったんですけど、今ひとつ悪役が頭が良くない気がしてしまって、不満がありました。「ダイ・ハード」オリジナル監督が復帰するので、いやが上にも期待が高まりました。狭い空間ではなく、街全体。悪役も頭が良くて、本当の狙いがわかった時の面白さは相変わらずです。ジョン・

最好映画。 135 「アポロ13」 1995年。

ロン・ハワード監督がノっていた頃の映画。これの前が「バックドラフト」「遥かなる大地」「ザ・ペーパー」で、この後が「身代金(メル・ギブソン主演!)」。大作・佳作の嵐です。マーキュリー計画、アポロ計画もの大好きでして「ライトスタッフ」「ザ・ムーン」「フロム・ジ・アーズ」、成し遂げられないものを成し遂げた人たちの話は無条件に面白いです。初の長期間無重力撮影は当時同じことができないかリサーチして金額(ワンフライト30秒撮影できて5万ドル泣)に断念した記憶あります。「アポロ13」は今の

最好映画。 101 「ユージュアル・サスペクツ」 1995年。

もう25年も前の作品とは思えない映画です。たまたま集められた犯罪者が謎の人物に動かされてゆき、最後には…という「現金に体を張れ」に通じるクライムサスペンス。「Xメン」ですっかりそちら側に行ってしまったブライアン・シンガー監督の出世作です。カイザー・ソゼ!と言われれば30代以上の人はああ、あの映画ねーというくらい観てる人も多くて、私が今更どうこういうことでもないのですが、この映画のキャストは絶品です。コバヤシのピート・ポスルスウェイトを初めて意識した映画でした。「エイリアン3」

最好映画。 090 「暴走特急」 1995年。

スティーブン・セガール師範の「沈黙の戦艦」の続編。原題も「Under Siege 2: Dark Territory」で、ちゃんと続編です。正編は「沈黙」シリーズの発端になるほど売れた模様ですが、続編のこちらはいまいち有名になれなかったところがあります。結構面白いんです、これ。スパイ衛星兼攻撃衛星のコントロールを奪ったテロリスト。走行し続ける大陸横断鉄道をトレインジャックして政府をゆすります。残念なことに、そこに乗り合わせたセガール師範がどんどんやっつけてしまうので、テロリス

最好映画。 038 「ジャイアントロボ-ANIMATION-地球が静止する日-」 1992-1998。

社会人になった頃に作られていたOVA(ビデオのみ販売アニメ)。 まず、音楽がスゴすぎです。交響曲が出たくらい、気合い入った音楽に、異常にテンションの高いお話。横山光輝の漫画に出てくるヒーロー達をこれでもかとつぎ込んだ、初期の24時間テレビの手塚治虫アニメのような、観てるだけで高揚感溢れる作品。正直、最後の方はちゃんと観てなかったんですが、去年見直してつくづく感心しました。一視聴者として生意気なんですが、これを作れる、これを観れるっていうのは幸せだと思います。制作会社毎回違うの