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B線TNS日記51 我が家にも大同電鍋ブーム到来(遅)
某月某日 TNSにて
夫はよく「なんで?」と思うようなキッチン用品を買いたがる。
コンビニにあるような仕切り付きのおでん鍋、カセットボンベを入れて炭火焼きっぽいことができる小さな網焼き器、スプラウト栽培器。
自分では料理をしないのに、そういった「あったらいいかもしれないけれど、特に必要ではないもの」を買いたがるのだ。
その夫が数ヶ月前から、「電鍋」が欲しいと言い出した。「電鍋ってなんだ?」ってはじめは思っていたけれど、夫が欲しがっているものが、2年前くらいからライフスタイル系webサイトや主婦向け雑誌などで特集が組まれている台湾製の『大同電鍋』であることがわかった。
私はシチューでも炒め物でもなんでもアルミ鍋とフライパンで作る人間なので、正直要らないとも思ったのだが(繰り返しますが夫は料理をしません)、あれば便利そうにも思えたので購入に賛成した。
選んだのは10人用のLサイズ。4人家族の我が家だけれど、全員が食べ盛りなので、このサイズは妥当だと感じた。
構造はシンプルで、外釜に水を入れて、それを温めた蒸気と熱で調理をする。水は付属のカップで入れるのだけど、この水の量で加熱時間が決まる。水が蒸発しきると加熱が止まるからだ。
アルミ製の内鍋に煮物などの材料と調味料を入れ、水を入れた外釜にセット。蓋をしてスイッチオンでそのまま放置。しばらくすると水が沸騰し始めて蓋がカタカタと音を立てながら震えだす。
初めはこの音や震えは大丈夫なのかとめちゃくちゃ不安になったが、慣れてしまえばこのカタカタ音が愛おしく感じ始める。ハイテクとは程遠い、人間らしいというかよい意味でいい加減な感じ。
加熱が終わるとスイッチがかちゃっと上がる。子供の頃の電気炊飯器と同じだ。ふたを開けると内釜の中はまだぐつぐつといっている。保温ボタンもあるので作った料理を温め直さなくていいのが便利だ。
直火に掛けないので焦げ付かないしお肉などもしっとりと柔らかく煮える。火を使わないのでその場を離れられるのもバタバタ母さんには嬉しい。
今日までに、豚の角煮、テジカルビチム、白菜のうま煮、サラダチキン、ふかし芋など作ってみたが、どれも家族に好評であった。(今日はポテトサラダを作る予定)
写真は作った中でも特に評判が良かったテジカルビチム。レシピはこちらのものを参考にして作った。このレシピは炊飯器で作るやり方だけど、それを電鍋に変えただけ。ごはんが進む韓国の肉じゃがという感じ。おすすめです!
台湾の人は嫁入りや留学の際にもこの鍋を持参するという。それほど一般的な調理器具らしい。なるほど使い始めるとその手軽さと便利さにハマってしまう。
これからもレシピや活用法を研究して、日々の料理作りを楽に、楽しくしていきたい。
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