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「藤田愛理のモーニングルーティン」のどこを見るべきか

予告編の段階から話題を呼んでいた「藤田愛理のモーニングルーティン」。当初の公開予定より2時間ほど遅れましたが、10月9日(日)の21時に公開されて以来、ファンの間では大きな話題を呼んでいますね。

しかも、すごく、これ、目が小さくなっちゃうんですよ。すごく度が強くて。なので今まで、ね、見せるの抵抗してたんですけど。

「初公開!藤田愛理のモーニングルーティン」より

動画内で本人が上記のようにアテレコしているとおり、かねてから見せないようにしていた眼鏡姿が見られるということで、話題もある程度そこに集中しているような気がします。

このモーニングルーティンに付随して眼鏡姿のTikTokも公開されたりして、運営陣もあいたん自身も、どうせ公開するならとばかりに若干ノリノリになってる感じもありましたから、そこが大きくフォーカスされるのは当然といえば当然ですよね。

でも、個人的には、この動画の注目点は眼鏡じゃないよなあとずっと感じていて……。

そもそも藤田愛理という一人の女性がこれほどまでに多くのファンをひきつけるのは、もちろんお顔がかわいい・きれいということもあると思うんですが、全然それだけではなくて、むしろ、その人柄の方が要素としては大きいと思うんですよね。

すごく朗らかで、誰にも分け隔てなくやさしく接して、ご家族や友人、メンバー、スタッフさんへの愛にあふれていて、何かを楽しむことがすごく上手で、底抜けに人懐っこくて、何でも我々に伝えてくれるような開けっぴろげな明るさがあって、オフステージでもオンステージでも違った意味でどちらも情感が豊かで……。

さらに言葉が好きなところ、お茶が好きなところ、音楽が好きなところ、食べることが好きなところ、言葉づかいがていねいなところ、周囲への気配りができるところ、甘えん坊な一面もあるところなどなど、書き連ねていけばキリがないほど、藤田愛理という人には魅力があふれているわけで、ルックスのかわいらしさ、美しさももちろん魅力の一端ではあるけれど、それはあくまで一部でしかないわけです。

だから眼鏡姿がどうであろうと、もっといえば、寝起きの姿がどうであろうと、そこにいるのは最高に魅力的な藤田愛理さんに変わりないので、「わあ、眼鏡をかけた表情はこんななんだ」という見せてもらえた喜びこそあれど、それ以上でもないというか……なんていうんだろう。変な言い方をすると大したことなかったみたいになっちゃうから、すごく難しい。
眼鏡姿を見せてもらえたこと自体はすごくうれしかったし、インパクトはあったんだけど、僕にとってはその喜びが「モーニングルーティン」の動画全体を覆い尽くしてしまうほどではなくて、藤田愛理さんの魅力が上がることはあっても、自分にとっては負の影響があるっていうことはなかったですね。

というか、TikTokのコメントでも多くの方が触れていますが自分もそれと同感で、眼鏡姿も普通にかわいらしいんですよね。学生時代に、もし、あんなにかわいい眼鏡っ子がクラスにいたら、めちゃくちゃ憧れてたと思います、絶対。
(もし、まだ動画を見てなくて、この文章を読んでいる方がいたら、ぜひやかんとアイドルの「初公開!藤田愛理のモーニングルーティン」でかわいい姿を確認してください)
だから「見せてくれてありがとう」という、ここまで眼鏡姿のお話。


で、そう、「初公開!藤田愛理のモーニングルーティン」ですよ。

約12分にわたる動画は、大きく前後半の2つに分けることができます。前半の7分33秒は家を出るまで、そして後半の4分半弱は仕事場(のバックステージ)。
そして前後半とも、ルーティンの行動一つずつに↓のような紹介テロップ(?)が入ります。

目が覚めたらとりあえず眼鏡

この紹介テロップの数が全編で"45"回(前半29回、後半16回)。前半のメイク(お化粧)パートではかなり細かく説明が入るので、その分だけ数も多くなってますね。
そうそう、自分ではメイクしないから意識したことないけれど、やっぱりお化粧って大変ですよね。メイクの過程だけで10回分の紹介テロップが費やされてる!その分、手間も時間も神経も費やすんだから、ほんと尊敬です……。

よく女性はお化粧することによって、人前に出るためのスイッチが入るみたいなことを言う気がするけれど、多分、今回のモーニングルーティンの中には2段階のスイッチが含まれてるんです。
1つは『素の藤田愛理から仕事場へ行くために入れるスイッチ』(A)と、もう1つは『バックヤードからステージに出るために入れるスイッチ』(B)の2つ。アイドルのように人前へ出る仕事をしている方って、ステージの上も下も仕事場なわけだけど、それぞれ意識しなきゃいけないポイントがきっと違うはずで、素の自分から仕事現場へ行くときに切り替えれば全部OKということはなくて、楽屋(控室)からステージへ上がるときにも何らかの切り替えがきっとあるんだろうと思います。

今回の動画では素の藤田愛理さんが東京ゲームショーで「ふぃんふぇす」のブースに上がって下りるまでが描かれているわけですが、前半の7分半が(A)に当たって、後半は4分半が(B)に相当するのかもしれません。

ていねいに準備をしてからメイクに

そして、第一のスイッチを入れる動画の前半部も、起床してからメイクを終えるまでと、朝食準備から着替えを終えて家を出るまでの大きく2つに分けることができます。
どの行動を抜き出してみても、すごく穏やかでていねいに準備をしていて好感しかないわけですが、この「前半の前半」と「前半の後半」に共通して出てくるのが「エゴサ」です。

止まらないエゴサ

アテレコにあるように、別に朝だけではなくスキマ時間には一日を通してエゴサしているそうで、我々ファンの想いを感じていたいと思ってくれている姿勢はうれしいものですね。

あ、あと、↑のツイートは予告編を見た際のものですが、個人的には本編全部見ても、ここにある「オーブントースターを覗き込むように焼き上がりを待っている姿」が一番、あいたんらしさを感じてかわいらしかったですね。優勝。ポール・トゥ・ウィン。
(キャプチャは貼らないから動画見てね)

そして前半パートを貫いていたのが「エゴサ」だとすれば、バックヤードを描いた後半部分を貫くのは「お菓子」でした。
後半に16回、表示された行動を紹介するテロップのうち、実に4回が「お菓子タイム」でした。なにしろお菓子は藤田愛理を構成する3大要素の一つですからね。

『やかんとアイドル』CROWN POP藤田愛理の可愛さに沸きあがる! #2

打ち合わせの合間に、サインを書く合間に挟まれるお菓子タイム。お菓子を一つかじるたびに、ステージへ上がるためのスイッチが入る……わけでもないと思いますが(笑)、マイペースにお菓子を口に運びながら徐々に集中力が高まっていく様子は見ていて微笑ましいし、頼もしい限りです。

お菓子大事!!

動画の最後の演出からは「このモーニングルーティンが100%の真実ではないよ」ということが示唆されてもいますが、いわゆるモーニングルーティンを描いた前半部分も、仕事に向き合う姿勢が感じられた後半部分も、12分間を通してあいたんのおだやかで、ていねいで、誠実で、愛らしい様子が存分に伝わってくる動画でした。
企画してくださった方、撮影や編集をしてくださった方、その他、制作にかかわったスタッフの皆さんにもありがとうございますです、ほんと。

そしてあいたんも。眼鏡やパジャマ、お化粧道具を始め、普段使用しているものをがっつり持ち込んでの撮影で、全力でいつものモーニングルーティンを見せようとしてくれて、本当にありがとうございました。「藤田愛理を共有しよう」というその姿勢がすごくすごくうれしかったし、存分に楽しませてもらえたし、もっとあなたのことが好きになりました。

今回の動画からは、スイッチがオフの時間もあいたんが自然体で我々ファンと思いを共有しようとしてくれていること、傍から見れば大変そうだなと思うようなこともていねいに行って、仕事に向けてのスイッチを入れていくこと、そして何より本気で「藤田愛理」を我々に届けてくれていることが伝わってきました。

多分、この動画で一番注目すべき点はそこなんだろうと思うんです。
アイドル藤田愛理の本気。

全力でファンに愛情を届けてくれる彼女の本気があふれているのが、この動画なんです。だから一人でも多くの方に見てもらえて、藤田愛理のかわいらしさ、いとおしさ、あたたかさ、純粋さ、愛らしさ、美しさに触れてもらえたら、ファンの一人として最高にうれしく思います。

そしてあいたんからの愛情に応えるためにも、こちらからも出来る限りの愛を届けていければなと、そんなふうにも思います。

それではぜひ、最高の「モーニングルーティン」をご覧ください!!


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