前略ドウダンツツジ様 突然あなたの可愛さに気づいてしまいました😍
「ヤバイよ、ヤバイよ…」と出川さんばりにぶつぶつ呟きながら、一心不乱にiPhoneカメラのシャッターを切り続ける私…。はい、きっと私自身が一番ヤバイ奴ですね🤣
小さな花をよく撮る人は分かってくれると思いますし、何を撮るかは違っても、何かを夢中になって撮った経験のある方には少なからず共感してもらえるかなとは思ってますが、そうでない方には、今日の話はちょっとスルーしたくなるかも知れません。
それぐらい「好き❤️」を垂れ流してしまいそうなので、それを分かった上で読み進めていただければありがたいです。
あ、一応最後には真面目に今回の体験の学びについても書いてますので、よかったらしばしお付き合いください😁
で、ドウダンツツジ(漢字で書くと「灯台躑躅」←絶対書けない‼️)なんです。今日お話ししたいのは。ご存知でしょうか?皆さんのお近くにも植わっているのではと思いますが、秋に真っ紅に紅葉する小さい葉っぱや、春に白いつり鐘のような形の小さい花を咲かせる小ぶりな木です。
もちろん、今までも撮ってはいたのです。紅葉する紅い葉っぱは何度かいい感じに撮れたりしてました。ところが、この白い小さなお花がなぜかどうしてもいい感じに撮れないのです。毎年チャレンジはするものの、満足のいく写真にはほど遠く、今だにコツが掴めずにいたのでした。
ところが、つい先日のことです。いつものようにスーパーに買い物に行く途中、何の気なしにドウダンツツジの横を通りかかると、突然、こんな姿が目に入りました。
え、なんかパイナップルみたいでカワイイんだけど‼️😍
ということで、おもむろにiPhoneを取り出した私は、いきなりこの姿を撮り始めたのでした。
そして、しばし夢中になって撮り続けた私がふと周りを見渡すと、そこにあったのは今までとは全く違ったドウダンツツジの姿でした。
これまで、何度撮っても同じような小さな白い花しか捉えられなかったのですが、今やその成長段階ごとに少しずつ形を変える姿がバンバン目に入るようになりました。
ちなみに、上のパイナップルはこんな感じにだんだんと変化していきます↓
よく見ると、蕾のうちはまだ白くなくて、薄い黄緑色をしているんですね💚そして、花がいくつも出てくると、まるでハンギングバスケットから花が溢れるように見えるので、その姿がまた愛らしく思えるのでした🥰
この経験を例えて言うなら、さしづめ毎日会っていてなんとも思ってなかったのに、突然その可愛さに気づいてしまい、急に意識するようになってしまったクラスメイト、みたいな感じでしょうか。実際そんな経験ないですが…🤣
ちょっと真面目に今回の出来事を振り返ってみる
さてここで、ちょっと真面目に今回の出来事を通じて感じたことを振り返ってみたいと思います。まず感じたのは「自分で見ていると思っていても、実は何も見えていないんだな」ということです。
ドウダンツツジの花は毎年見ていましたし、写真も何度も撮ろうとしていたので、私としてはよく見ていたと思っていました。ところが実は掲載した写真のような多様な姿は全く見えていなかったのです。
「人はそれぞれ目の前の出来事を見たいように見ていて、本当のことは何も見えていない」などと言われることがありますが、改めてその通りだなと痛感したのでした。
写真を撮っているときに、時折どう撮っていいのかなかなか分からなかったり、いい感じに撮るコツが掴めないと思うときがあるのですが、きっとそれは、まだしっかり見ることが出来ていないということなんだなあとも思ったのです。
また今回は、実際は何も変わってないのに、一旦気がつくと目の前の光景がガラッと変わって見えた、という経験しました。これは私の中で視点や見方が変わったことで起こったのだと理解していますが、きっとこの感覚は、この世界に関する認識が変わり、本当のことを理解したときに目の前の風景が全く違ったものに見えると言われている感覚と、もしかしたら同じなんじゃないかと思ったのです。
私自身、まだまだその境地には至っていませんが、その時が来た時には、きっとこんな感覚になるのかなと思うと、なんかちょっとワクワクしますね。
ということで、先日起こった、ドウダンツツジの可愛さにいきなり気づいて、目の前のものの見え方が一変してしまったという出来事について書かせてもらいました。
う〜ん、こんなことが起こるから人生(あと写真も🤳)やめられないね‼️😁