ナイスカットミルのある会社

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トレタに転職してみて、最初にびっくりさせられたのは…利用フリーなカフェスペースに、ハンドドリップ一式がそろっており、なおかつカリタのナイスカットミルが備品として置かれていることだった。

ミルがしっかりしているだけで、だいぶハンドドリップする時の気持ちが変わってくる…というのは、大げさかもしれないが、でも大事なことだ。

ちなみにコーヒーポットは山善の湯沸かし機能付きのものだ。

1度単位で沸き上がり温度を調節できるので、すこぶる具合がいい。90度の気持ちのこともあれば、82度なこともある。その日の気分で味わいを調節できるのは、とっても大事だ。

ハリオのドリップスケールもあった。後述するTORANOMON KOFFEEでも使っていたもので、反応の鈍さも見ていたそのまんまだった。爪でカツカツやると動いたので、虎ノ門でのラーニングがだいぶ生かされている感じ。


面白いことに、ドリッパーはスタンダードなメリタの3つ穴に加えて、1つ穴やスパイラル形式のものなど、これもまた3種類が。その上で、コーヒーポットはなぜか3つもあった。

これは後から意味がわかったのだが、お昼時になるとどこからともなく社員がカフェに集まってきて、思い思いにコーヒーを淹れている、というのがトレタの分化であるようだ。つまり、バッティングするのだ。そのため、3人までは同時に使えるよう、コーヒーポットが3つあるのだ。ちなみにだいたいコーヒーをいれる人は決まっているようで、周囲の社員のぶんまで(ようは●人分とか多めに)いれるようだった。こういうの、いいよね。

ちなみに気になるところとして、ドリップするための豆は基本的に会社備品として購入されているため、無料。ペーパーフィルターも同じく無料。水はサントリーのウォーターサーバーからくむのでこちらも無料かつうまい。コップもしくはマグさえ用意すれば、ある意味コーヒーは飲み放題である(紙コップであればウォーターサーバーのものを使える)。

なおルールはたった1つだけであり、自分が使った器具はキチンと洗浄・片付けを行い、コーヒーカスも共用部分の指定ゴミ箱に捨てること、それくらいだ。

やってみるとわかるのだが、業務の合間にコーヒーをいれるというのは、休憩にも、気分の切り替えにも、なによりリラックスにもすこぶる調子がいい。

思えば僕もたった4年前までは、コーヒーなんてスタバで飲むくらいだった。それがTORANOMON KOFFEE(KOFFEE MAMEYAのコーヒースタンド)に通い詰めたおかげで、自分ごのみのコーヒーの味から楽しみ方、果てはコーヒーの上手な入れ方までラーニングすることができてしまい、今に至っている。従来お茶や紅茶しか飲んでこなかった僕にとって、コーヒーのハンドドリップというのは「ブレ」る要素が大変に多いため、安定感との戦いになる。その安定感を出すための器具がここまでに紹介したアレやコレやなのだが、そのあたりの環境がしっかりしているというのは、なんとも嬉しいものだ。ちなみに、まだ僕は安定した味が出せず、試行錯誤しているところ。

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そんなトレタでコーヒーをいれてみたい方、コーヒーを飲みたい方はぜひ声をかけてください。いざ、ナイスカットミルのある会社へ。


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