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台湾周遊記

第一章 旅の起点と終点 台北

さて、前回の予告通り、旅の始まりであり終わりを迎える(予定)の台北から紹介する。前回記事はこちら↓ 

 ちなみに前回行ってなかったかもしれないが、今回は大学時代の友達との漢2人で、台湾一周旅行するという、大変むさ苦しいシチュエーションだが、我慢してくれ‥

台北101 中正紀念堂

 台北に来たからにはここは行っておこうということで、台北101と中正紀念堂にまあ儀礼的に足を運んでみた。

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 台北101はみんな行ったことあるだろうし、もう腐るほど旅行サイトや雑誌に載ってるので、サッと流してしまう。ちなみにこの辺の中心街は三越といった日本の百貨店も多く目にする。最早一見日本。

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 ここも皆さんよく行くと思う。中正紀念堂には蒋介石の像が鎮座していることでも有名。建築様式は中国風で、こういうのをみると「台湾来たんだな」ということを再認識される。漢2人はここで集合写真的なの渡ろうとしたが、コミュ症なので行きゆく人に「あ、あの」と小さい声でいつも気づかれず諦めた。ちなみに近くにいたカップルは、我々より数倍早く人を巧みに捕まえ、写真を撮っていた。

九份


 ここは最早有名すぎて、だいたい少し歩けば日本人がいる。九份は台湾国鉄瑞芳駅からバスかタクシーでいけるが、たとえクソ混んでいても、バスで行くのが得策である。というのはタクシーの親父は「バス、少ないよ。タクシー安い」とか言って勧誘してくるが、大抵降りる時に割高な料金を請求される。ちなみにバスは30分に一本は出ていたので、安心して利用できる。

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 正直混みすぎ+狭い+階段が急のトリプルパンチで、途中で引き返してしまったが、確かに巷で言われているように、某ジブリの世界観に似ている。特に提灯がなんか非現実的な、この世ではない世界観を醸し出している。カップルだったら、ノスタルジーに浸れるだろうが、漢2人で行ってもただただむさ苦しかった。

基隆

 台北ははっきり言って日本のものがありすぎる。台北の近くで、ちょっと日本人離れしたいと思ったので、基隆の夜市に行ってみた。

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 基隆の夜市は台湾の中では大規模であり、フルーツの盛り合わせや、台湾の屋台料理を楽しむことができる。あまり日本人も居ないので、台北の近くでは「海外に来た!」みたいな感じを味わうことができる。(まあ本当の台湾を味わうのなら、足を伸ばして花蓮や台東に行った方がいい)

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 写真の屋台飯が存外うまい。日本円にしたらスープ付きで200円前後で、激安。漢2人のバックパッカーには嬉しい夕食だ。肉が角煮のような味付けで、これがご飯と最高に合う。スープの方はかなり独特な味がした。向こうの椎茸の出汁の味で、かなりクセがあるので人によっては、「んー」となってしまうだろう。地元の人と肩を並べて食べている漢2人は、完全に現地の人と同化した。

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 基隆は港町なので、今何かと話題のクルーズ船が停泊していると、夜は大変エモい。カップルには強めにオススメ。

もっと紹介したいが‥

本当はね、もっと紹介したい。しかしだ。文章がさらに長ったらしくなるし、それよりも花蓮や台東を紹介したいので(言い訳)、第一章はこんなもんで勘弁してください‥。 

次回→第二章 漢2人、キャリーバック片手に登山をする(花蓮〜玉里編)


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