浦安恋愛探偵事務所/case1.11

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田中ミサナさん（仮名）の、片思いのお話です。
実際のお話に、フィクションを交えております。
ちょろっと立ち寄ってみてください(^^♪
少しでも恋のお助けになれれば幸せです。
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◆駅員アナウンス
-飯田橋～。飯田橋～。ご乗車の際は、お足もとにご注意ください。-

◎ミサナ
おはよう、前田さん。

◆同僚・前田
おはよう、田中さん！…最近、毎日楽しそうだね？彼氏できた？

◎ミサナ
まさか！全然だよ。全然モテないし。

◆同僚・松田
ほんとに？なんか、雰囲気全然違うんだけどなー。超ポジティブな霊とりついたりしてないよね？…あ、そうだ、チーム長が田中さん探してたよ。10時半からの全体MTGに、田中さん出てもらわなきゃって言ってた。田中さんの、ポストイットの名前採用かな？

◎ミサナ
え！？そんな事ないと思うよ！！…いやだ…緊張するな。。

◆部長
それでは、チーム長会を始めます。本日の議題は、弊社の久しぶりの新商品、ポストイットの商品名についてです。各チームから案を出して頂きました。せっかくなので、その方々にも、本日のチーム長会には参加して頂きます。それでは、商品開発チームの三上さん、進行をお願い致します。

◆憧れの彼：三上
はい、商品開発チームの三上です。それでは…

（か、か、彼が、私が、今心から好きになってしまった、男性、三上さんなのです！！！！）

◆三上 雅治 （31歳）

三上 雅治、2012年、文具メーカーの〇〇〇〇新卒で入社。
商品開発チーム、花形の部署にて期待されている逸材である。
身長173センチ、68キロ、趣味はサーフィン。パッと見はチャラいと言われる部類である。現在特定のパートナーは無し。作る気もなく、適度に遊べる女性がいればいい。
一方地味な女子に分類され、一眼レフを担ぎ、カフェ巡りを行う田中ミサナとは真逆の要素が満載であるが、それでも田中ミサナは恋をした。
恋を楽しみ、自分に自信を持つという基本行動はある程度出来るようになってきたが、彼を攻略すべは、まだ何も得てない。ゴールも見えない恋路である。