🌸日本古来の暦でつづる テラコッタ物語 第34候「桐始結花~きりはじめてはなをむすぶ~」🌸
桐の花が実を結ぶ頃(7月22日~26日)
古代より桐の木には鳳凰がすむと信じられてきました。
桐の花は天高く花を咲かせる姿から「高尚」という花言葉をおくられています。
人々に幸福と繁栄をもたらす象徴とされています。
桐の花の気高いイメージと、戦国時代を勝ち抜いた英雄達の血を引く
「千姫」の華麗なる姿が重なります。
千姫は徳川家康の孫娘で、実父は徳川秀忠。実母は「お市の方」の
娘「お江」(崇源院)です。
最初の夫は、天下人・豊臣秀吉の次男・豊臣秀頼
再婚の相手は、徳川四天王「本多忠勝」の孫・本多忠刻
15代将軍「徳川慶喜」にも、千姫の血が受け継がれています。
強くて気高い千姫様が、天高く微笑まれています🌸