仕舞う
「出したものは仕舞いなさい」
ぐちゃぐちゃの机の上をみて母の声が聞こえてくる
あぁ、捨てられない、何にも出来ない
もう一年も経つのに
あっちもこっちモノであふれる
母が突然いなくなったあの日がもうすぐやって来る
わたしのこころがぐちゃぐちゃで片付けられない
あぁそういうことか
こころがぐちゃぐちゃなままだから
ずっとずっと片付けられない
まぁ言い訳にしか聞こえない
それでも母の物は棄てられない
思い出の中にいる
思い出の中で暮らしてる
捨てないと捨てないと
ものはどんどんたまってゆく
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