羽根をもがれた天使
必死に生きてきた人は死ぬのが怖くない
この間そう言っている人の話しを聞いた
この魂だけが自分のもの
親も子もこの肉体もお宝も全てが借り物
神さまから借りているだけ
本当はいつも思ってる
早く彼の世に還りたい
ただ肉体が無くなるだけだから
人それぞれに悩みは違うから
比べては欲しくない
「あなたは恵まれている」
私は良くそう言われる
そう確かにそうでしょう
自分でも良く思う
本当は「こんな人生嫌だよ」と心の中で叫んでいる
私はずっと羽根をもがれた天使のように感じてる
そうやって生きてきた
何が楽しくて生きているのかと
子供達がいることは支えだったとしても
子供は私のものでは無い
いつか巣立ってゆく
もう巣立って行った
自分に何か生きる術が欲しかった
無いものねだりなのだろうか
こうやって好きにものを書いている
お金を儲けるだけが働くことではない
「側を楽にさせることが働くこと」とおやさまは良くおっしゃる
仕事って何だろう
今の私はおやさまの元で心を学ぶこと
それを生き甲斐に生きている
小さなことをコツコツと
私には苦手である
飽きるではないけれどすぐにイヤになる
これもおやさまから指摘されている
天使はね
あの世とこの世を行ったり来たりできるんだよね
私もいつかそうなれることを望んでいるけれど
私は羽根をもがれた天使だった
肉体を返す時に羽根を返してくれると言う
死ぬのは怖くない
すーっと魂が抜け出すだけ
楽しみが待っている
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