術後2週間
足の金具を抜いて、間も無く2週間になる。
もうすぐ抜糸。
私は自分の家に帰り、自分のことで精一杯。
左足の膝も足首も痺れている。
まだ車の運転もしていない。
それなのに実家の母はいつまでそっちにいる、早く帰って来い…って私はあなたの下僕では有りません。
そう言っても理解出来ない。
息子には同じ土俵に立つなと言われる。
私が母を甘やかし過ぎたのだろう、それは私にも分かる。
母は周りを振り回す、こっちの都合は一切受け付けない、自分が一番大事。
強い、きつい、周りの者の迷惑など省みない。
昔はこんな人ではなかったのに、病がこんな訳の分からない性格にしてしまつまったのか?
いえいえ、それは昔から。
ただただ私があなたの性格を掴みきれていなかっただけのこと。
みんなで協力して、何とかこの危機を乗り切らないとと思うものの、お一人様非協力的な方がいる。
何で?何で?
おばあちゃんからお断りされたから、自分はやらない。
ワケわかりません。あなたには所詮、他人事ですか?
その二男が一番母の評価は高い。何がそうさせるのか。
リハビリがてら歩くと痛みが増す、左膝と左足足首そして右足腓骨。
周りはみんな、私の味方。
嘘のような本当の話し、でもあの人は受け止めない。
私を殺す気か?
今日、恩師と呼べる方からラインで返信をもらった。
その方のご近所さんに認知症のご主人を介護している人がいて、余りにも一所懸命になり過ぎて、自分が倒れて入院したと。
ノリかなさんも気をつけて…と言われる。
私はもう逃げる換算しかしていない。どうにかして、逃げないと…。
こんな私に誰がした?
それは私しかいないけど。
私のことをケモノと言う、恐ろしい言葉を吐く、あなたもどうかと思います。
こんなことをウジウジと考えて過ごす2週間。
それは良いことも有りました。
退院祝いの花束を送ってくれる人や茅ヶ崎花火大会の動画を送ってくれる人。
みんな、私を励まそうとしてくれる。
有難いけど、身内がむちゃくちゃで、私は孤独。
これが私の生きる道。
術後2週間に突き付けられた厳しい現実か…。
待てば海路の日和あり、いつか、いずれ良いこともあると期待しても良いのだろうか。
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