![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97987903/rectangle_large_type_2_c183182a7a2faeded547492b2183d67a.png?width=1200)
Photo by
sumisumi1102
消えない記憶
誰かといても
とても孤独だった
一人より孤独だった
なぜでしょう
それは心が通っていないから
昔々に味わった
そんな記憶が顔を出す
包もうとしても
私の力不足でしょうか
拒否されたような
心を閉ざされて
すべてを見せて欲しかった
でも恐ろしくて見せられなかったのか
本当はそんなこと
どうでもいいのに
心と心がすれ違い
ボタンひとつの掛け違い
小さなことはやがて大きく
収拾のつかないことに
一緒にいても氷のような関係で
見せかけだけを取り繕うもの
ふところの大きくない私には
耐えらない
弱虫と自分を責めたときもある
私さえ我慢すればと思ったが
ある時ポキンと心の折れた音がした
あぁ、そうか
あとはこころ壊れるだけ
もともと心は離ればなれ
あの時の孤独感
最初の感触は間違ってなかった
自分に嘘はつけないね
いいなと思ったら応援しよう!
![ノリかな](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80786635/profile_4344b6a8c604d76b3cac03d527a04039.png?width=600&crop=1:1,smart)