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もう秋なのに

日差しが斜めになっている
季節はもう秋なのに

風も少しやわらかい
本当はもう秋なのに

それでも雲間から太陽が顔を出すと厳しくなる
もう秋のはずなのに

太陽の光線は夏のまま
夏よりも厳しい

地球は何をしたいのか
地球という身体に寄生する人間たちよ
もっと「謙虚」に生きてくれ

昔々に聞いた話し
「人間は地球と言う身体を傷つけているのが分からないのか」

我勝手に生きている
それに気づいた者から変えてゆこう
そのうちに世の中も変わってゆく

昔々に聞いた
「猿の芋洗い」
ある一定数の猿が海水で洗って芋を食べるとそれが世界中に広がってゆくと言う話し

ひとりひとりの力がいつの間にか世界を変える

ひとりでも多くの人が平和な世界を願うなら、祈るなら
それがいつか戦争のない世界に行き着くのか

それでも人間は我勝手で
心の中で平和を祈っても
周りの人と喧嘩をする

喧嘩をしなくても
心の中で密かに思うだけでもいけないという

不平、不満ばかりを思っている私こそ変わらないと偉そうに言えないね

秋だから、秋なのに
秋のせいには出来ないか

目先ばかりを追い求め
先の先まで見通せない
いつ旅立ってもいい
そんな想いで生きている

斜めに変わる日差しを見つめ
二回目の秋がやって来る
時だけが過ぎてゆく

昨年のことは記憶にない
ただ日差しが斜めになったことだけは覚えている

母なし子になってから


秋の日差し

#どんとこい2024秋

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ノリかな
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