マツコ会議とのりまき世界多分一周会議⑧
毎週日曜日は世界多分一周会議と勝手に自分で決めて、早や8回目なのだが、毎週お読みの方は薄々気が付いていると思われるが、ろくに会議らしいことをしていないし、何も決まっていないし、何も進んでいない。
自分でもこうなることは予想がついていたからこそ、わざわざ毎週日曜に設定して無理やりにでも世界多分一周について考える日をもうけたのだが、8回目にして会議も飽きてきているしネタがない。
ダイエットも短期集中でもうすっかり足を洗っているし(2㎏戻っただけでギリギリリバウンドを食い止めてはいる)、何事もギリギリにスイッチが入った時にしか動けないタイプで飽き性という、いつ始まりいつ終わるか分からない私ということで、飽きることも想定内としてのんびり構えることにした。
「会議」と言えば、世界多分一周会議と趣は違うが同じく「会議」と名前が付けられているTV番組「マツコ会議」を見て、会議たるものを学ぶことにした。
先週のゲストはMEGUMIで、バリバリ経営者の視点で語っていた。
マツコはそのパワフルな姿勢を肯定して応援していたが、私はああいうポジティブなタイプのパワフル人間は苦手だ。
ドラマやバラエティーに出ているMEGUMIは好きだし、言いたいことを言うところや芸能界1エロい夫婦ってところは好きだけど。
何故苦手かというと、自分はああいう風に前向きに考えられないし、順序だてて計画を立ててそれを実行して進んでいくことができないからだと思う。
決めちゃうとそれをしないといけなくなる縛りが窮屈で好きじゃないし、途中で心変わりしそうな気がして事細かに決められないし、目標を立てても満足してそれで終わりそうな気がして自分を信用していない。
人と1か月後の約束をするだけでしんどい時が多いのに、自分自身との約束なんて簡単に破れるから何も決めないのが一番性に合っている。
「HAPPYに生きましょうよ」と声高に言う人間はちょっとしんどい。
MEGUMIは、毎年自分の事業計画を立てていると話した。「○月こういう仕事をする、○月これに力を入れる、○月テレビ東京のドラマのオファーを受ける、〇月フランスの映画に出る」等、実現できるかどうかは置いておいて、マネージャーに提出して私はこういう方向性でいきたいからね、と伝えるらしい。そしてそこに向かって前を見据えて努力し進む。
金沢のひがし茶屋街のお店をMEGUMIが経営することになった経緯を聞いていても、人に理解してもらうための努力とパワー、人脈の作り方がきっとすごいパワーをもってしているように感じた。
それを聞いた上で、凄いなと思ったと同時にやっぱりこういうパワフルポジティブ系の人は苦手だなと思った。
思い返せば、私も事業計画ではないが「世界多分一周会議」に向けての計画をそれなりに立てていた。
そしてほとんど手を付けていない。
ちなみに7月に挙げていたリストはこちら。
(⑥と⑧しか守れていないし⑨は2つ以上買ったりしたし貯金も牛歩である。)
まあいいや。
私には私のやり方があるし。
またそうやって諦める私。
諦めというとマイナスなイメージを持たれるかもしれないが、さっぱりとした開き直りと自分にすら縛られない自由さ、いいかげんさ(良い加減という意味で)、要領の良さ、方針を覆しても屁とも思わない図太さ、屁理屈のうまさ、その気になってからのスピード感。これが私の売りなので、MEGUMIとは分かり合えないが、私は私の方法で陰キャラなりのいつでもすぐにネガティブに戻せるギリギリのポジティブさで進めていこうと思う。
MEGUMIを見た後、テーブルの上を片付けてパソコンを1万年振りに発掘し、作業できるスペースを作れた。
さてこれでPCで旅のルートをちょっと考えたり航空券を探せるかもしれないので、今後の自分に期待。期待を簡単に裏切る自分であるということも知りつつ。
そんなわけで今週の世界多分一周会議はおしまい。また来週。
写真は金沢、ひがし茶屋街でMEGUMI社長が経営する店の写真を。
金沢に来られたら「cafe たもん」へ是非。って結局応援してんのかいな。