シチューラーメン論争

3月10日 午後5時頃それは起きた

ぼやけた世界から目を覚ますと何やら
料理をしている匂いが、
母に「ラーメン?」って問いかけるがスルー
もう一度同じことを聞くと
「家にあるものでシチュー作った」とのこと
私は昼にテレビでラーメン特集をみてから心に夕飯はラーメンだと刻んでいた。
そのため、イレギュラーなシチューにちんたら茶々を入れる。すると当たり前だが、作った側の気持ちを踏みにじることになる。そこで母と一悶着しシチューラーメン論争勃発。
自分の部屋に籠るとなぜだか作ってくれたシチューに申し訳なくなって、母もラーメンの気持ちを組んでくれて、10分もせず和平条約締結。

静かに2人でシチューを食べる。
「美味しいね」「うん、美味しい」
これでこそ、夕飯の和平条約である。

次はラーメンを2人で味わいたいと思う作者であった。

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