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生きづらさを手放すために必要だった4つのこと

こんばんは。のりまいです。

突然ですが、わたしは10代から20代の前半くらいまでずっとなんとなくの生きづらさを感じながら生きてきました。

今振り返ると、それは気を使い過ぎてしまったり空気や相手の気持ちを読み過ぎてしまうことや、他人に嫌われまいとする自身の性質が原因であったと思います。

ここ数年でHSP(Highly Sensitive Person)なんて言葉もメジャーになりましたね。HSPとは簡単に言うと一般的な人よりも感受性が高いために情報過多になりやすい…という気質を表す言葉であり、わたしはそれに当てはまるのだろうとも思います。

何かトラブルがある訳ではないのに、空気や人の気持ちを読みすぎることによって勝手に悩んだり気を使い過ぎてしまったり…そんな気質のせいで学校や部活など社会の中で生きることに疲れを感じやすかったのです。

特に学生時代は、友達や恋人もいて、委員会やバンド活動をしたりと一見楽しく充実した学校生活を送っていて悩みなんかないように周りから見られがちでしたが、実際には自分の心がとても疲弊してしまっている…という状態になりがちでした。

そんな私ですが、現在は生きづらさや人と関わることに疲れを感じることはなくなり、前向きに楽しく毎日を過ごすことができています。

年齢を重ね様々な経験をしたことや、学校や会社のように多くの人と関わることの少ない規模の小さな自営業で生きることでそもそもの関わる人の数が少なくなったということも理由のひとつだと思いますが、いま実際に振り返ってみて、生きづらさを手放すために特に必要だったと思うことがいくつかあるので、今回はそれらについてお話ししていきたいなと思います。

わたしが生きづらさを手放して軽やかに生きるために必要だったと思うことは以下の4つ。

  • 自分を大切にする

  • みんなに好かれようとしない

  • 幸福の基準を自分で決める

  • 自分勝手になる/我慢をしない

これらについて順番にお話ししていきたいと思います。

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自分を大切にする

生きづらさを手放す上で、まず必要不可欠なのは、自分を大切にすること。

わたしは人と比較して自分を認めてあげることができなかったり、ありのままの自分を大切に思うことがなかなかできず、人に認められたり頼られることで自分の価値を感じようとするクセがついてしまっていました。

これは自分の存在を肯定することを他人任せにするという、他人に依存した不安定な生き方をしてしまっていたことが特に生きづらさに繋がっていのだと思います。

空気や周りの気持ちを汲み取り過ぎたり、気を遣いすぎて疲れてしまう当時のわたしにとって本当は、他人よりもまずは自分を大切にするということが最も必要なことでした。

自分を大切にするためにはどうしたらいいのかというと、主体性を持つことと自己肯定感を上げることが重要だったのではないかと思います。

主体性を持つ

実は学生時代のわたしの口癖は「なんでもいいよ」「任せる」でした。今のわたししか知らない人が聞いたら驚くかもしれません。

自分の気持ちや希望を押し殺してそのように言っていたわけではないのですが、無意識に相手を不快にしない相手の気持ちを優先すべきという気持ちからこのような言葉が口癖になっていたのです。

当時のわたしは他人を優先することに慣れてしまっていたので、そもそも「自分はこうしたい」という意志がなく、「自分は本当になんでもいいから相手に合わせればいい」と心の底から思っていたのですが、これは結果的に無意識のうちに自分を蔑ろにしてしまっていたのだと今では思います。

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