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のりくろーの古代妄想 皇室ってすごいよね
❍みなさまこんにちはのりくろーです
古代の妄想シリーズです。これらの基本的な考え方はこちらとこちらを御覧下さい。
そして、まずは、妄想である事を御承知おき下さい。
❍記紀神話の基になった伝承について考えてみる
当時の伝承に登場する名家(日本における初代貴族)は、その家々に伝わる伝承によって、競いあっていたと思われます。記紀神話の中で天孫という言葉からもそんな気がします。
その伝承による競争の中で、最終的に勝利したのが天皇家になります。この勝利をもたらしたのが何であったのか。妄想してみました。
それらの伝承は、長い期間の後、あいまいなものになったり、現実離れしていったりして決定的な勝敗はつけがたかったと思います。その決定打となり得たのが、「魏志倭人伝」だったりして。
❍魏志の信頼性
魏の時代にはすでに統治者は歴史書を残すという決まりが出来ていたようです。という事は、ある程度は常日頃から記録を残していたはずです。
魏志について当時の世界的に見ると信頼性という点では高かったのではないかと思います。口伝が中心の倭国(他の多くの国々も)と客観的に較べると世界的には信頼性は高かったのではないでしょうか。もちろん倭国もその世界のひとつです。
❍そのような魏志の中で
魏志の中の倭人伝において、「倭」と呼ばれる古代の日本が初めて歴史書に登場します。それ以前にも、その他の歴史書にちらほら登場するようですが、地理や風俗や歴史など詳細に記述されたのは魏志倭人伝が初めてのようです。
そして、その魏志倭人伝に登場する人物の中で、明らかに主人公的な扱いは女王卑弥呼です。
今回、天皇家の祖であるアマテラスは、卑弥呼のことだったと考えています。そのように考えると、当然、当時天皇家に伝わっていた伝承と、魏志倭人伝における卑弥呼に関する記述は一致するはずです。
「魏志」が日本にいつ入ってきたのかはわかりません。そして、「魏志」はおそらく、ごくごく一部の人しか読めないと思います。漢字すら一部の人しか読めないはずです。
そのような書物の中に、突然自分の先祖が主人公として登場したら。しかも、日本が初めて登場する歴史書の主人公としてです。それは驚くと思います。
あいまいで、信憑性もあやしい伝承に対して、「魏志」という第三者である他国の正式な歴史書によるお墨付きを得られたことにもなります。このことは決定打になり得ると思います。
もしこの妄想が正しかったとしたら、天皇家の祖である天照大御神に関しては、歴史的に裏付けされていることになるのかもしれません。
記紀神話の中で最も伝えたかったのは、天皇家の正統性だったはずです。その、モチベーションのひとつになっていたのかもしれません。
❍中華思想?
中国というと、大好きな人と、大嫌いな人が極端にわかれます。魏志倭人伝の扱いについても、同じようにわかれます。
それでも、もし、あいまいだった日本の歴史が、第三者による客観的な証明によって前進していたとしたら、それはそれで意義深いのではないかと思います。
❍最後までお読みいただきましてありがとうございます
いやー、ちょっとした妄想がとんでもない方向へ向かっています。こんな事まともな学者が真顔で書いたら、とんでもない事になるだろうなぁ。
あくまでも素人の妄想ですので信じる事なく「笑かしてくれるわぁ」といった感覚で考えて下さい。
必ずこちらの解釈を信じて下さい。