思い入れのある本7冊の表紙
柏木さんいわく、
Facebookで結構な頻度で見かける「7日間ブックカバーチャレンジ」なるもの。本を紹介するのはよいのですが、人にバトンを渡すのは苦手なので、noteで書いておこう。いずれも自分にとって思い出深い本です。
ということで、私も本棚からピックアップ。
一気に7冊紹介します!
私はイギリスに移住して約14年。お気入りの沢木耕太郎さんの「深夜特急」や山田 詠美さんの「ぼくは勉強ができない」は実家にある。
ここにあれば絶対選んでいたが、イギリスの手元にあるもので、ということでこの7冊。
Henri Matisse集
ロンドンのTate Modernで、数年前に開催されたマティス特別展。そのとき、私はロンドンで一人単身赴任状態で働いていて、仕事が終わって、夜に一人で行ったのを覚えている。
大好きなロンドンで、大好きなTate Modernで、大好きなマティス。すべてが今となっては美しい思い出。
できる韓国語
教科書!はい、教科書を選んでみた。だって、韓国語を勉強している、今の私を表現する1冊だから。
ABRAZAME
子ども用スペイン語の本。
これは私の最初のスペイン語の本で、最初にスペイン語で読んだ本。しかも、アルゼンチンでボランティアをしたときに、NGOの代表者がプレゼントしてくれた本なのだ。
絶対捨てられない1冊。
動物写真家 岩合光昭さんの猫写真集
ネコ好き、でも猫を飼うことができない私は、癒やされるために、夜な夜なこの写真を眺めている。
猫ってなんでこんなにかわいいの!癒やされるぅ!
そして、次は、私の現在のマイブーム、韓国文学小説。
英語で読んだKim Jiyoung, Born 1982
私の最初の韓国文学小説、英語で読んだ。韓国についてもっと知りたいと思えた1冊。
フィフティピープル
めちゃくちゃおすすめの韓国文学小説。日本語で読んだ。
キム・ジヨンより面白い。詳しく書かないけれど、とにかく普通の人の普通の生活、それが痛々しくてせつなくて、ときに滑稽。名作。
カステラ
最後は、今読んでいる「カステラ」。韓国小説3冊めにして、上記2冊とは全く違う世界観。
不可解で奇妙でおかしくて。不思議な世界に迷い込める1冊で、大満足。
最後に
ということで、思い出深い本と今の私を象徴する本を選びました。
でも、最初に書いたように、以下の2冊は私の永遠のバイブルで、これからも日本の実家に戻った度に読み返す本です。
沢木耕太郎さんの「深夜特急」
→深夜特急を読んで、初めてヨーロッパをバックパッキングした!
山田 詠美さんの「ぼくは勉強ができない」
→賛否両論あるこの「ぼくは勉強ができない」。私は大好きな1冊。自分は自分、人は人、自分のものさしで人を見るな、と思わせてくれる本。
noteにあんまりつながりのある人がいないのですが、fumiさんの選ぶ7冊を見てみたいです。fumiさんいいですか?(すみません勝手に。きっとこのnoteを読んでくれていると思うので。よかったらぜひ)
fumiさんとnoteがご縁で最近お話をさせていただきました →