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4年越しの夢!ふわふわカキ氷は予想を遥かに超えた

ふわふわのカキ氷にずっと憧れていた。
しかし、東京とか京都のような大都市でなければ、食べられないものだと思っていた。

だが、5年前に帯広市に移り住んで、しばらく経ったころ、ふわふわカキ氷のお店を市内で見つけた。
これは行かねば!と意気込んでいたが、なにせ期間限定のため、タイミングが今まで合わなかった。

「今日は行ける!」と思っても、天気が悪くて肌寒かったりしてね。

そんなこんなで「食べたい」と思いながら、4年が経っていた。
今年も行くタイミングを逃していて、「来年こそは!」と思っていたある日、ついにカキ氷の神様が私に微笑んだ。

副業先の諸事情により、いつもよりも早く仕事を切り上げる日があった。しかも、その日は晴天で気温も高く、まさに夏日。

これはもしや…!!

スマホで店舗の情報を調べ、営業中であることを確認。
期待に胸を躍らせ、お店へ向かった。

平日なのにも関わらず、駐車場はほぼ満車。
店舗ではイートインスペースがないため、お客さんは車の中でカキ氷を食べている。

店舗に入ると甘い香りが立ちこめている。
そう、この店舗は洋菓子屋さんなのだ。
ケーキやクッキーなどが並ぶ店内で、期間限定でカキ氷を販売している。


こちらがカキ氷を販売している『菓子の家』さん。
残念ながら、今年のカキ氷の販売は終了してしまったので、あしからず。


店内にはカキ氷専用カウンターがあり、そこで注文する。
私は少し悩んだ。
しかし、ここは生の桃で作ったソースが味わえる「白桃」にした。

菓子の家の「白桃」
もう絶品すぎて、みているだけでまた食べたくなる!

店内でかき氷を素早く撮影したあと、すぐさま車に乗り込んだ。
早くしないと、カキ氷が溶けてしまうからだ。

そして、4年越しの夢を味わう。

うまーーーーい!!!

さすが洋菓子屋さんだけあって、桃のソースがまずおいしい!
初めて食べるふわふわなカキ氷は、冬の雪よりも細かく繊細だ。かき氷自体は主張がないのに、桃の果肉やソースを優しくふんわりアシストしている。
そして、練乳との相性も抜群!
もう完璧としか言えない。

期待値が高いと、味に対するハードルが上がってしまい、食べるとガッカリすることがある。
しかし、このカキ氷はハードルが上がっているのにも関わらず、予想を遥かに超えた。

また、来年も食べたい。
そして、来年は最低でも2回は食べたい。
それから、違う味も食べてみたい。

そんな来年への淡く密やかな野望を抱きつつ、私のカキ氷の夏は終わった。

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のりこ | ゆるミニマリスト
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