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大人の読書感想文2〜芯のある生き方をしたいと思ったクスノキの話

自己紹介🖊️

*横浜市在住
*夫、娘(H26産まれ)
*娘が2歳の頃にモンテッソーリ教育に出会い、そのままモンテッソーリ教育にどっぷりと。娘の習い事だったはずが、気づけばモンテッソーリ教師に。
*ずっと人の期待に応えて「優等生」として生きてきたthe長女
*娘の学校行き渋りをきっかけに、思い込み総決算を実施。
*マインドを整えるお供は、ノートと手帳。
*とにかく毎日ニマニマしながら生きることがモットー
*思い込み総決算とニマニマで、笑顔のママと子どもを増やしたい

ただ美味しいものと手帳の写真をあげてるInstagramはこちら

ネタがない!
それならば本を読もう!
と、読書が加速しそうです…。ありがたい。

すっかり小説を読まなくなってしまったのですが、容疑者Xの献身の衝撃が忘れられなくて東野圭吾作品だけは手に取る機会を増やしています。

今回は「クスノキの番人」

ネタバレしちゃうかもしれないので、未読の方で読む予定のある方は回れ右でお願いします。

東野作品なので、当然ミステリーだと思って読み始めたら、全くミステリーじゃありませんでした。
色んな人たちの人間模様が描かれた、ヒューマンドラマ。

でも、そのヒューマンドラマを一筋縄ではいかない描写で描くのが、さすが東野圭吾…。
読み終わった時には、胸が温かくなる作品でした。

もし自分がクスノキと関わることになったら、首を縦に振れるだろうか。
後ろめたいことの一つや二つあるのが人間だと思う。
だけど、それを凌駕するほど残したい想いがあるだろうか。

これはもちろん創作の話で、本当にそんなクスノキがこの世に存在するかはわからないけれど、ふとそんなことを考えさせられてしまう小説でした。

実際には直接伝えることでしか想いは伝わらないから、娘に伝えたい想いはその都度言葉にして伝えよう。
死ぬ間際にあれも伝えてない、これも伝えてないって後悔のないように。
愛してることも、大切だということも、娘に限らずきちんと言葉にして伝えようと思います。

最後に…主人公に手を差し伸べる、伯母さんが本当にかっこいいんですよ…。
自立していて、芯があって、凛としてる。
私が掲げている在り方の女性のような方で、だからこそ終盤の彼女の想いに涙が出てきました。

Amazonで調べたら、ギフトとしてよく贈られている商品ベスト1位なの納得。

今年は時々小説も読みたいなぁと思っています。
って毎年思ってるんですよね…。
結局ミステリーばかり読んじゃうんだろうけど…。
筋金入りのシャーロキアンなので、ミステリーにばかり呼ばれてしまう…。

だから、東野圭吾作品でミステリー以外が読めてなんだか得した気持ちになりました!笑
2作目のクスノキの女神も読むぞ〜!


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