思考から感覚へのシフト
もともと思考クセが強くて、苦しむことが多かったです。
いろいろなことを試したり、多くの方の力を借りて、ようやく思考から離れて感覚で感じられるようになってきました。
すると、シンクロが増えてきたのです！
悩むことが趣味だった…
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
お客様や受講生様からは、「いつも笑っている」「元気な人」とよく言われます。
でも私は思考クセが強くて、悩むことが趣味のようなタイプでした。
それで苦しむのに、根拠のないことを悶々と考えてしまう…。
「～するべき」とか「普通は…」とかをしょっちゅう考えていました。
正解を出そうとしたり、無理やり考えてみたり…。
「間違えちゃいけない」とか「目立っちゃいけない」と思うクセは、子供の頃に親に言われた言葉をずっと忘れられないでいたことからです。
「一番でないと意味がない」
「目立つより無難にいた方がいい」
「みんなと同じようにしなさい」
「良い大学に行きなさい」
「きちんとマナーを覚えなさい」
「本を読んで勉強しなさい」
こう言われていたことから、ずっと「良い子でなければいけない」と思い、良い子でない自分が「ダメな子」だと思って劣等感を持っていました。
それが何十年も続いていたのですから、そう簡単には替えることができず…
かなり悩んだ時期もあります。
でも、いろいろな学びや人との出会いによって、「自分らしく生きていいんだ」と思えるようになったのです。
「考える」より「感じる」
とにかくガチガチの思考で生きてきたので、感覚と言われてもさっぱり分からず…。
学生時代、アメリカに留学したときに「あなたはどうしたいの？」と言われて、答えられなかった…。
アメリカにいたときは少しずつ慣れたけど、日本に戻ってくると、またいつものガチガチ思考に…。
社会人になっても、経営者になっても、ずっとそのまんまで何度も何度も苦しみました。
この数年で、九星気学を学び、そこからのご縁でヒーリングを受けたり、いろいろなアドバイスをいただく中で、ドキッとすることを聞かれました。
「のりこさん、そういうのってしんどくない？」
そう聞かれて、なんだかやっと分かってもらえた…と思えて涙が止まりませんでした。
そこから「誰かが変えてくるんじゃなくて、のりこさんがやらないといけないんよ。何度も何度もメッセージを読んで」と言われたのです。
でも、何度読んでもしっくりしないというか、できなくて。
それを言うと「思考で考えるからやねん。感覚で感じてみて」と言われて、さらに分からない…。
またまたクセで答えを出そうとしてしまい、ついつい深みに…。
思考に没頭して、無意識になることもできず、どんどん感覚が鈍って塞がれていく…。
考えれば考えるほど、感覚から遠ざかっていく…という感じでした。
いつもベクトルが外に向いていて、誰かや世の中と比較したり、正解を求めようとしたり…。
人の思考に左右されて、疲れていました。
思い通りにならなかったり、いつも悩んでいたり、人の目が気になったり、比較して「自分はダメだ」と思ってみたり…。
自分が感じたことや「なんとなく思うこと」を無視して、思考で頭の中がぐるぐるしている…。
自分が置き去りだったな…と思います。
本当は、自分が心地よく感じられるように、五感を大切にする生活をすればいいのにね。
感覚を大切にする仲間たち
昨日のヒーリングのメッセージに、思考と感覚のことが書かれていました。
貴方が思考に没頭しているとき
貴方の感覚は塞がれている
貴方に起こる如何なる出来事からも気づきを得ることはできないだろう
メッセージの一部ですが、これには本当に納得です。
そして、タイミングよく大好きな経営者仲間がランチに誘ってくれて、そのことについて話せました。
デザートはミニフルーツパフェのフルーツ＆フルーツ。
一緒に過ごしてくれたのは、いつも明るくて元気なひろみちゃん。
少し先に着いて、ランチメニューを見ていました。
昔の私なら、友人が「私パフェにする～！」と言うと、「私も～！」と言っていました。
でも今日は「ひろみちゃん、パフェ？私、朝ご飯食べてないからランチ食べてもいい？フルーツサンドを食べたいねん！」と。
「のりちゃんが美味しいって言うなら、私もそれ食べる～！」となり、一緒に同じものを食べることに。
「美味しい！うん、美味しい！！めっちゃ美味しい！！のりちゃん天才やぁ～♡」というぴろみん、かわいいぞぉ♡
今日は会えなかった仲間たちの話になって、みんな「感じる」ことを大切にしているよねぇ～と。
そのすごさに口が開いたままだったけど（笑）、私もそうなりたいなぁ～！と思いました。
「あのね、ひろみちゃん。昨日私ミスしちゃったのよ。
なんかねぇ、悲しくなっちゃって。
なんでこんなことになったんだろう…って。
もうちょっと落ち着いてすればよかったなぁ…って。
そんなときにひろみちゃんならどうする？」
と聞いてみると…
「うふっ♡来た来た～！またやってもたぁ～！
まだまだ伸びしろあるわ～！
っていうか、どうやってこれがバレないようにしようかなぁ～
こうやったらいいよなぁ～！ひろみ天才♡って感じ」
と言われて、ひっくり返りそうに！！（笑）
「えーーー？！そうなん？？
頭では分かるけど、気持ちがちょっとどんよりやったわぁ。
なんでそんな風に思えんのん？」と聞くと…
「しゃーないやん！！
あんな、のりちゃん。
のりちゃんはすっごい人やで。憧れの人やで。
そんなことでしょんぼりちゃんは、あかんわ。
へぇ～！とか、ふ～ん！とか、あはは～！でえぇねん！」
「ＭさんとかＣちゃんは、いつも自分のやりたいようにやってるし、イヤなことはしないやん？
すごいことにも怖じけることもないし、やりたいからやる！ってね。
それでいいんちゃう？
っていうか、なんの話しとったっけ？」
私は終始ケラケラと笑いが止まらず…。
もう…最高やわ！！！！！
最後に「今日はありがとう。めっちゃ嬉しかった！元気出たよ！」と言うと、「のりちゃんに会いたかってん。だから嬉しい。ありがとう！！」と。
お店の入口でも写真を撮る…。
私、笑いすぎて顔が引きつって目がない…（笑）
そのあと鍼灸に行ったり、お買い物にも行ったのですが、いろんなことを感じました。
「あ、キレイなお花！」
「空が広いなぁ～」
「いい香りがする～！！」
これなんですよね。
大切なことって。
なんていう花の名前とか、なぜ空が広いのかとか、何の香りかなんて、どうでもいい。
ただ、感じる。
すると帰宅後に、いろいろなアイデアが浮かんだり、他の仲間から連絡があったり、いろいろなシンクロニシティがあったのです。
お仕事の依頼も。
やっぱり自分次第だなぁ…と思いました。
最近は忙しすぎて、ついつい頭で考える思考に没頭していて、感覚が塞がれていました。
たくさん感じられたり、気づけたりしたはずなのに、脳内を思考が占領したことで気づくこともなく…。
「どうしたらいいんだろう？」
「何をしたらいいんだろう？」
という思考ばかり…。
もちろん、これも大切であって、思考と感覚もバランスだと思います。
両方をうまく使えるといいですね。
今日も中医学や薬膳とは関係のない話でしたが、これも通ずるものがあります。
中医学の診断も思考だけだとうまくいかないんです。
私の診断力が格段に上がったのは、感覚を大切にしたとき。
一見矛盾するように感じますし、「診断力を高めるには勉強でしょ！」と思いがちですが、実は違うんですよねぇ。
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おしまい。
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