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「諦める」の本当の意味

「苦しい」「辛い」「イヤだ」「つまらない」など、マイナスの感情を抱くことって、ありますよね?
こういうときって、「自分の都合通りになっていないとき」じゃないですか?
「私だって…」「こんなに私はやっているのに」「なんで私ばかりを苦しめる…」という、悲劇のヒロインのひとり芝居になっていることも…。
はい。例外なく私もです…。
では、どうすれば良いのか?
放棄、断念、ギブアップというネガティブな意味ではなく、「明らかに見る」という意味での「諦める」ことをすれば良いのです。
手段が目的になっていないか…。
いまの状況を理解しているか…。
まずは、きちんと見る。
難しいけどねぇ…ということで、自戒も含めて「諦める」について書いてみます。

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諦めるのは悪いこと?

神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

「あれ?予約の方が来店されないなぁ…。パートさんも来ないなぁ…」と思っていたら、1時間勘違いをしていました…。

いったいどの時点から1時間間違えていたんだか…(笑)

想定外(ボケていただけですが)の時間ができたので、noteを書くことにしました。

最近、私の耳によく入ってくる言葉に「諦めるのは、明らかに見ること」というものがあります。

毎日聴いているVoicyや、先日読んだ本、ネットの記事で、何度も出てくるのです…。

いまの私に必要なことなんですよね、きっと。

「諦める」というと、放棄、断念、ギブアップなど、どちらかというとマイナスなイメージで使うことが多いです。

私もこの数ヶ月で、いくつかのことを諦めました。

なんだかちょっと、逃げた感覚というか、罪悪感というか、「そこ、もうちょっとうまくやったら、よかったんちゃう?!」という感覚がありました。

そんなときに、「諦めるのは、明らかに見ること」という言葉がなんども登場して、ジャーナリングをしてみると分かったことがあります。

この記事もそう。

「諦める」の本来の意味は「明らか・明らかにする」に近いのです。

臨んでいることを途中でやめることではなく…。

仏教での「諦」と「明」の合体した「あきらめ」こそ、いつでもどんなことが起こっても、心が苦しまず穏やかでいられる境地(悟り)に至るために大切だとします。

多くの人が知らない「諦める」の本当の意味

はぁ…心が苦しまず穏やかでいられる…
そうでありたい…。

でも、苦しめているのは、他の誰かではなく自分なんですよねぇ。

「苦しい」「辛い」というマイナスの感情を抱くのは、自分の都合通りにならないとき。

エゴですわ、エゴ…。

この自分の都合=エゴをどれだけ手放せるか…ですね。

毎回メンターに言われる「執着を手放して」という言葉が、また頭をよぎる…。
まだまだできていないなぁ…と猛省。


手段が目的になっていないか?

先程のページにも書かれていますが、「目的は明確?」というのが大事なポイントだと思います。

ついつい目先のことばかりに目が向いてしまい、手段が目的になってしまいます。

私は、今年の春に15年間してきた認定試験と対策セミナーをやめました。

めちゃくちゃ悩みました。
そこには、執着があったから…。

でも、「中医学と薬膳を楽しく学んで実践して欲しい」「正しい理解のもと、伝えたり役立てて欲しい」という大きな目的があったのです。

当時の受講生様は、「薬膳の勉強は楽しい」と言いながらも、「覚えられない」「受験で落ちたらどうしよう」「できない自分はダメだ」「勉強が辛い」ということをよく仰っていました。

「勉強できていないから」「受験料が払えないから」と、途中で諦める(やめる)方も多かったです。

私の目的とは、違っていたのです。

だから、「手段」を替えました。

これはネガティブな諦めではなく、「明らかにみる」諦めだったんですよね。


解決すべき問題と向き合う勇気

できないことを誰かのせいにしていると、ラクです。

状況を明らかにしたり、解決すべき問題と向き合うのは怖いし、勇気もいります。

私、ジャーナリングをしたあと愕然として、しばらく動けなかったことがあります…。

エゴの塊だったのです…。
いやもう、ほんとびっくりやわ…。

他人や環境を変えようとしていたんですよねぇ…。

頭では「変えられない」と分かっているくせに。

今の状況を明らかにするしかないのです。

自分が「何をしたいのか?」「どうありたいのか?」をきちんと理解して、状況を明らかにして、「そのギャップは何なのか?」をみる…。

これをすることで、「諦める」が「明らかに見る」になります。

私にはこれを話せるメンターがいるのですが、このような流れで話したときの最後の彼女の言葉が忘れられません。

「そうやなぁ…。のりこさん、しゃーないわ。
諦めて次のステージに行こ!」

「しゃーない」というのは、関西弁でいう「仕方ない」ということね。

悩むだけ悩んで中途半端に諦めるのは、心が苦しくなります…。

でも、真相を明らかにした上で諦めることは、心を強くします。

人間ですから、それで人生が好転するわけでもなく、次々とハプニングは起こります…。

目的を確認して、状況を明らかにして、解決すべき問題を向き合って、「しゃーない」となったら、しゃーないのです…(笑)。

でも、この「しゃーない」が私の人生を歩むときの、頼れる杖になったことは間違いない…。


薬膳の勉強が難しくて諦めた方へ

薬膳のお勉強をギブアップしたり、離れてしまった方に伝えたいことがあります。

もういちど、がんばってみませんか?

「勉強して」「覚えて」「受験料払って」なんていうものは、なくなりました。

私の目的が「試験に合格させる」ではなくなったので、今のクラスはめちゃくちゃ楽しいです!

おかえりなさい組もたくさんいて、みなさん楽しく学ばれています。

学ぶ内容は簡単ではないのですが、それを「楽しい」と思えます。

「勉強しなきゃ」が「勉強したい」になります。

通信教育で勉強してみたけど、分からなくてそのまま…。
初級を学んだけど、時間やお金が合わなくてそのまま…。
ある程度学んだけど、活かすことができなくて忘れてしまった…。

そのような方に、「パーソナル食医養成セミナー」を受けて欲しいです!!

間が空きすぎたなぁ…。
もうすっかり忘れちゃったし…。

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クラウドファンディングが伸び悩んでいるのですが、ネガティブに諦めませんよ!

しっかり向き合って、最後までがんばります。

応援していただけると、嬉しいです。

では、今日も心と体とご機嫌を整えて、笑顔で過ごしましょう~!


おしまい。



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池田のりこ 漢方カウンセラー・国際薬膳調理師
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