見出し画像

持病の痛み?それとも別の原因?相対的に考える大切さ

32歳のとき、私は重度の子宮内膜症で耐えがたい痛みに襲われ、救急搬送されました。

7件行った病院では「治らない」と言われて、人生を諦めたのです…。

でも、どうしても諦めきれず、藁にも縋る思いで漢方薬を扱う婦人科に行って、漢方薬治療をして3年後、完治したのです。

癒着が残っているので、冷えたり便秘をするとたまに痛みます。

でもそれに気をつけていて、痛みとは無縁の日々を過ごしていました。

ところが、2月に入ってすぐに左下腹部に疼痛があり、1週間以上もその痛みが続いたのです…。

まさかまた婦人科の病気…と不安になりました。


▼おかげさまで100名様!薬膳と気学の未病先防カレンダー2025


俯瞰して自分の体を見る

神戸市中央区の咲美堂漢方薬房で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を15年伝えてきた池田のりこです。

漢方薬店では、症状の対症療法だり「イメージを膨らませて感覚を身につけて実践する」ことを大切にして、中医学・薬膳と九星気学を伝えています。

✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:・゚ ✽.。.:*・゚

怖さはあったのですが、「なぜ痛いのか?」を冷静に考えてみました。

場所的には婦人科なのですが、婦人科以外の可能性を考えたのです。

  1. イレギュラーなことはなかったか?

  2. 便秘や下痢をしていないか?

  3. 冷えていないか?

  4. 緊張やストレスはなかったか?

  5. 子宮のまわりに症状はないか?

1と2以外はありました。

結果的に、このように俯瞰で見たことで原因が見えてきたのです。

まずはセルフケアを試してみる

婦人科の予約が取りにくいので、まずはオンライン予約をしました。
それからセルフケアをしてみました。

▼冷え対策
冷え対策としてエプソムソルトを使い、レッグウォーマーとカイロで温めました。結果、痛みは少し和らぎました。

▼過緊張対策
セミナーや漢方相談が多く頭を使うことが多かったのと、人と会うことも多かったので、過緊張の状態でもありました。

瞑想時間を増やしたり、ひとりで過ごす時間を取るようにしました。

▼子宮のまわり対策
股関節の動きが悪く、腰痛もありました。
ストレッチで骨盤の歪みも感じたので、プロのマッサージを受けたのです。
するとかなり改善しました。

食事は筋肉をしなやかにするもの、温めるもの、血流を良くするものを多く摂るようにしました。

そして今日、婦人科へ。
一部の検査は結果待ちですが、エコー検査では異常なしでホッとしました。


痛みの原因を分析してみた

今は痛みは落ち着いています。
今回の私の左下腹部の痛みは、このように考えました。

  • デスクワークで同じ姿勢が多い

  • 冷え対策が万全ではなかった

  • 年齢的に温める力が不足してきた

  • 筋肉の栄養である血が減っていた

  • 過緊張になっていた

これらのことによる腸腰筋が固くなったことが原因です。

そのあたりに癒着もあるので、引っ張られてさらに痛かったのだと思います。

婦人科の先生に「消化器内科での検査も検討してみては?」と言われたのですが、大腸なら便が通るたびに痛いでしょうし、ずっと痛いわけではないので様子を見て考えます。

持病がある場所に痛みがあると怖いし、不安になりますよね。

でも、そこにフォーカスするのではなく、相対的に考えることが大切だと改めて思いました。

まずは、感情と事実を切り離して考えて、分からないときは他分野のプロにも相談してみると、ヒントを得ることができます。

今回も、ご近所仲間の「台湾式足つぼ&ボディケア Bamboo」さんにお世話になりました。

https://bamboofoot.jimdofree.com/

私の紹介と言うと、ちょっとお得になりますよ♪

「ここからここまで筋肉があって、ここが硬いからきっとそこも…」と教えてもらいました。

「ありがたいなぁ~」と思っていたら、「のりこさんがお尻から足にかけて突っ張るとか、こうやったら股関節がおかしいって教えてくれたからですよ!」と。

決めては「下腹部の痛みが腰のあたりに抜けることがある」と言ったことでした。

ストレッチの仕方も教えてもらいました。

ひとりだけで考えていると、知らないことで重症化するかもしれません。
誰かに頼っても、自分できちんと見ていないと見落としてしまうかもしれません。

自分のことは自分でしっかりみて、しかるべきプロにしてもらうのが一番だなと思いました。


中医学と薬膳はツールのひとつ

私は中医学と薬膳が専門ですが、『どんなことも中医学で解決できる』とは思っていません。

とても素晴らしい学問ですが、あくまでもツールのひとつです。

だからこそ、薬膳でしっかり効かせるために相対的な視点を持つ必要があります。

診断は中医学だけでなく、いろいろな角度から見ることを伝えていこうと改めて思いました。

  • 自分の体の声をしっかり聞く

  • 視野を広げて原因を考える

  • 不安になったら一歩引いて見る

  • 専門家に相談する

中医学や薬膳を学んでいて、自分や周りの人の症状をみるときは、これらの点も大切にしましょう。

どんな症状もひとつの視点だけで決めつけず、相対的に見ることが大切です。

中医学や薬膳を学んでいない方や、どう見たら良いのか分からないときは、ご相談くださいね。
↓↓↓
https://lin.ee/JwnI9Im

個別相談は完全予約制です。
あなたにあったプランをお選びしますので、まずはご連絡くださいね。


▼季節の養生や九星気学のアドバイスが毎月ちょっと早めに届く「薬膳と気学の未病先防カレンダー2025」もぜひ!!




《いま受付中のセミナーやイベント》

https://note.com/noriko_ikeda/n/n52aecca23496

《「今日の薬膳」LINE公式》
薬膳や気学のことを週に3回ほど配信しています。
お友だち追加してね♪
↓↓↓
https://lin.ee/JwnI9Im

《音声配信も聞いてね!》

https://stand.fm/channels/606fbd4fbe8d4428b9540692

今日の投稿が良かったなと思われたら、ハートマークをポチッとしたり、フォローもしていただけると嬉しいです!

それでは、明日も心と体とご機嫌を整えて笑顔で過ごしましょう~♪

おしまい。

いいなと思ったら応援しよう!

池田のりこ|漢方薬・薬膳・九星気学で整える!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 サポートも嬉しいですが、「スキ」ボタンや「フォロー」がとても励みになります♡