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ジャーナリングと薬膳の2つの共通点

20度まで気温が上がってきて、街にお花が増えてきました。
咲美堂の近くの街路樹のベニスモモが咲きだすと、もうすぐ桜の季節。
今日は私が好きなジャーナリングと薬膳の共通点について、書いてみようと思います♪

陰から陽になる季節

神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

今日の神戸の気温は20度。
室内は肌寒く感じますが、外を歩いていると気持ちがいいです!

ちょっと肌が痒いけどね…
セミナールームに小さな虫もいたけどね…

これも春ですね~!

JR高架の近くにあるベニスモモがかわいいピンクの花を咲かせて、癒やされています♡

ベニスモモだよ~!

来週の3月21日(火)は春分です。

一年の季節を陰陽に分けたときの中庸の日。
この日から陽の季節になります。

熱い、明るい、上、表面、背中、活動的…というのが、陽。

だから、頭とか顔、背中などに紅いブツブツが出やすいんですよねぇ。

私もカユカユです…。

こちらの記事も読んで下さいね。

漢方薬と薬膳の仕事をしていると、陰陽が暮らしに根付いています。

体に陰陽があるように、心や感情にも陰陽があり、どれが正解とかはないんですよね。

心のバランスが乱れれば体が乱れ、体のバランスが乱れれば心が乱れるように、心と体は密接に関係しあっています。

そこで初めたのが、ジャーナリング。
もう3年ぐらいはやっているかなぁ…。


ジャーナリングしています!

「書く瞑想」とも言われるジャーナリングは、私の生活の一部になっています。

毎日、朝と夜に5分ずつぐらいやっています。

ノートを広げて、今感じていることを書き出しています。

何を書こうとかは考えず、ただ感じていることを書く…という感じ。

書き終えたら、ぼんやりそれを眺めて、スケジュール帳を開いて計画を立てていきます。

私の朝のルーティンは…

お白湯を飲んで5分間ヨガをする
ノートを開いてジャーナリングと予定を立てる
ハンドドリップでコーヒーを淹れてパンを食べる
その間、Voicyやstand.fmなどの音声を聴く
聴きながら洗い物やちょっとした掃除を…
聴きながらメイクなどの支度を…
という感じです。

以前は夜に音声を聴いていたのですが、朝に聴く方が実行するチャンスが多いので、朝に聴くようになりました。

ビジネス系、メンタル系、ジャーナリングなどいろいろな方をフォローしています。

このジャーナリングと薬膳(中医学)には、共通点があるなぁ~と思っていたのですが、まいちんさんのVoicyを聴いて納得しました♪


自分と向き合うメリット

まいちんさんのVoicyは毎日聴いています。
とても聴きやすいし、分かりやすいのでオススメです。

今日のテーマは「自分と向き合うメリットは?」でした。
「2つのメリットがある」というお話でした。

  1. 自分の価値観が分かる→相手との違いを許容できるようになる

  2. 自分と相手の違いが分かると、「自分はどうしたい?」と考えることができるようになる


1.みんな同じじゃない

みんなが同じ価値観ではありません。

私みたいに人前で話したり伝えることが好きな人もいれば、裏方でルーティンをすることが好きな人もいます。

どうしても「自分が正解」とか「こうに違いない」と思いがちですよねぇ…。

イラッとすることやモヤっとすることは、自分の価値観に対して「そうじゃないよね?!」から始まります。

日常で感じる他人へのモヤモヤ、イラつき、違和感などは、「そこに自分が大切にしたい価値観がある」から生まれます。

価値観がなければ、どんなことが起きても何も思わないはず…。

大切にしたい価値観や理想の世界観が無意識のうちにあるからこそ、それが叶わなかったり、それに反したりすることにモヤモヤしたりイライラしたりするんです。

自分の普段感じている感情をしっかり感じることで、「自分はこれを大切にしているの。だから、それが叶わなくて他人の言動にイラッとしたのね…」と分かります。

自分の価値観を知るために、今すでにある日常がヒントになっているんですよね。

だから、イラッとしたりモヤッとしたときはチャンス!!

イライラ、モヤモヤ、はぁ?!とさせてくれる人は、自分の価値観に気づくチャンスをくれる人!!

朝晩だけでなく、そういうときもジャーナリングをしています。

価値感が分かってくると、自分のことや自分が考えていることが分かります。

うまくいっていない原因やトラブルが起こる原因、心地よくない原因が分かるので、対応ができます。

「私ってダメだ!!」じゃなくて、「私はこういうことを大切にするタイプだから、こういうことを不快に感じるのね」と俯瞰でものごとを見て、自分なりに分析をして解決できるのです。

自分の価値観を知ると、相手と「違う」ということも認められます。

全く同じ価値観の人間はいないんです。

「相手と自分の価値観の違いがどこなのか?」という視点で見ることで、人間関係も理解できるようになります。

まぁ…とはいっても、いろいろあってできないこともありますけどねー(笑)


これを中医学で診断をして食べものを選ぶ薬膳で考えてみると…

「人間の体や内臓は、みんな同じじゃない。
病気ではなく、人(自分)をみよう」

ということに繋がります。

他人と比べたりせず、自分の心と体がご機嫌になるのが一番ですよね。

「こうあるべき」ではなく、「自分はこうだから、こうやってご機嫌に過ごす」でいいんです。

「あの人みたいに元気になりたい!」ではなく、まずは自分と向き合って自分のことを知りましょう。

「自分の体や心がどうなっているのか?」「どうなりやすいのか?」を知りましょう。

あなたは、あなたらしくご機嫌に生きる。

そのために、自分の中庸を知って、小さくバランスを整えていきましょう。


2.違いを知ってどうするかを考える


自分と向き合うメリットの2つめは、「自分と相手の違いが分かると、"自分はどうしたい?”と考えることができるようになる」ということ。

「自分がどうしたいか?」が分からない方も多いですよね。
あるはずなんだけど、分からない…

まずは自分の価値観を知っていきましょう。
「これを大切にしたいのね!」ということを知りましょう。

そのためには、ジャーナリングはかなり有効です。

世間一般的な正解と自分の価値観が違うのは当たり前…。

みんな価値観が違っていて、それに良いも悪いもないから、周りとは違う選択をすることがダメだと思わなくなります。

価値観が違う人を許せるようになります。

自分の価値観を知ることで「これは自分の価値観」「全員そう思っているとは限らない」と思えます。

自分と人との違いを認められると、世間的に「良い」とか言われていることが、必ずしも自分にとっての正解ではないと気づきます。

そこで、「じゃ、自分はどうしたいのかな?」と思えますよね。

価値観を知ることで、「自分のどうしたいのかな?にフォーカスして
考えられるようになります。


これを中医学で診断をして食べものを選ぶ薬膳で考えてみると…

体も心も思考も環境も、みんな違います。

「元気になる」ではなく、「元に気を戻して、元気に戻る」ということを意識しましょう。

そのためには、自分の中庸を知って、今そこからどれぐらい離れているのかを確認し、ありたい自分になるための整え方を考えましょう。

「これを食べたら良い」とか「この症状にはこの漢方薬」とかはないんです…。

食べものや漢方薬を選ぶためにやるべきことは、効能を覚えることではなく、体のことや病気になる仕組みを知ることです。

もしくは、それが分かる人に相談しましょう!

私は、診断をして食べものを選んで、きちんとアドバイスができる「食医」を育てたいです。

もうすぐ開講の咲美堂中医学院の「パーソナル食医養成セミナー」で、しっかりお伝えしますね。


まいちんさんのVoicyは、ほんとおすすめ。
ぜひフォローして聴いて下さいね。


おしまい。



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池田のりこ 漢方カウンセラー・国際薬膳調理師
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